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ONーものと身体、接点から
清須市はるひ美術館
ONーものと身体、接点から
芸術も美術も習ったことのないから詳しいことは分からないけれどこの展示は美術を身近に感じた気がした。
触れたものの記憶の表現方法が異なるだけと言うことを目の当たりにしたのかもしれない。
個人的に面白かったのは、道路用ガラスビーズを使用した作品。舗装されたてのキラキラしたどこか心が浮き立つ感じがそのままに現れていた。写真でいうならば多露光で床の要素、コンクリートの要素、張り付いたガムのような要素、誰かの転んだ記憶、誰かの足跡、そんなものが混じり合った目には見えていないけれど確かにそこにあるものが表現されていたと私は思う。
この展示の面白い点として、作品制作過程を映像としてみることができること。迷いなく線を組み合わせてゆく作家さんや、ティーパックを水につける作家さん。印象的だった映像の展示の制作過程では、実際の手の動きとCGの手の動きを平行してみることができた。目に見えているものだけがすべてではない。伝わっているのはほんの一部で全てを伝えようとしても伝えきるのは不可能なのかもしれないと感じた。
一人でじっくり考えることもできるけど、今回は一緒に行ってもらえて新たな発見ばかりだったし、絶対に気づきもしなかったから本当に感謝してます。