お耳に合いましたら。
チェン飯。
どこの町にでもある、決して特別ではない、でも欲さずには居られない魅惑のチェーン店グルメ。それは全ての人に等しく開かれたグルメ。どこでもいつでもだれにでも。
「大衆」の話をした友達が言っていたのもチェン飯だった。
純喫茶に行きたいとか、おしゃれなカフェに行きたいとか、ご当地が食べたいとか、そういう話じゃない。いつでも食べれるけどたまに無性に食べたくなるもの。
学生時代とか、家族で行った思い出もセットで食べられる、比較的リーズナブルの価格帯。
なんか当たり前みたいだけど、当たり前でもないし、大人になってからあえて選んでいないチェン飯が恋しくなるおいしいラジオのドラマの話。