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優しさとリーダーシップのバランス!相手と自分を大切にするコミュニケーション術

※本記事で示すENFJ(主人公)は
 16personalities性格診断の1タイプを示しています
 MBTIとの違いについては
 こちらの記事をご参照ください。 




ENFJの皆さんは、
優れた共感力とリーダーシップを兼ね備え、
人々を導きながらも
相手の気持ちを大切にする
素晴らしい特徴を持っています。

しかし、その特徴ゆえに、
他者の問題に深入りしすぎてしまい、
自分自身が疲弊してしまうこともあるかもしれません。

例えば、友人や同僚が悩んでいると、
ついその問題を自分のことのように感じてしまい、
全力でサポートしようとして
その結果、
自分の時間やエネルギーが不足し、
他の重要なことに十分な力を注げなくなることが
あるかもしれませんか?

この記事では、
ENFJの方が持つ強みを活かしつつ、
他者の問題と適切な距離を保ち、
自分自身も周りの方のことも大切にしながら
効果的にサポートするための
コミュニケーション術を紹介します。

具体的な例えを通して、
すぐに実践できる方法をお伝えしますので、
ぜひ最後まで読んでいただき
日常生活に役立ててもらえたらと思います。


【ENFJのコミュニケーションスタイル】
ENFJの方は、
強いリーダーシップと高い共感力を持ち、
周囲の人々を導きながらも、
他者の感情に敏感に反応することができます。

この特性は、
チームやグループの中での
リーダーシップを発揮する際に、
大きな強みとなります。

また、人々の気持ちを理解し、
調和の取れた関係を築くことが得意であり、
周囲からの信頼も厚いです。

しかし、その特性ゆえに、
自然と周囲の人々を
サポートする立場になりがちなため
時には、他者の問題に過度に共感しすぎるあまり、
自分自身が巻き込まれてしまうことがあります。

特に、他者が困難な状況に直面しているとき、
ENFJの方はその問題に深く関わり、
解決しようとする傾向があります。

「あの人、大丈夫かな。。

 大変そうだから力になりたいけど
 ちょっと自分も休みたいな。。

 でも、あの人、困ってるしな。。」

なんて思うこともありませんか?

このような状況になると、
ENFJの方は自分自身を見失い、結果的に、
疲れやストレスが蓄積するリスクがあります。

そのため、ENFJの方にとっては、
周囲の問題に対して適切な距離を保ち
相手のことを大切にしながらも、
自分自身を守るためのコミュニケーション術が重要です。

以下で紹介する方法を参考に、
周囲をサポートしつつ、
自分のエネルギーを大切にするバランスを
見つけてもらえたらと思います。

そして、
ほんの少し考え方を変えるだけでも
モヤモヤは減らせると思うので
ストレスを減らす考え方についても紹介します。


【ENFJのためのコミュニケーション術】

例えば、
友人や同僚が深刻な問題に直面していて、
あなたに相談してきた状況を想像してください。

あなたはその問題に対して強く共感し、
全力でサポートしたい気持ちになりますが、
自分の時間やエネルギーに限りがあることも
感じています。

そんなとき、
どのように対応すれば良いでしょうか?


今回は3つのポイントを紹介します



1) 共感を示しつつ、相手の自立を促す
まずは、相手の悩みに共感し、
サポートしたい気持ちを伝えますが、
同時に相手が自分で問題を解決できるように促します。

例えば、

「その気持ち、すごくわかるよ。
 私も全力でサポートしたいけど、
 まずは○○さん自身がどうしたいか、
 一緒に考えてみない?」

といった形で伝えることで、
相手の「問題」ではなく、
「自立」をサポートすることができ
徐々にあなたの負担が減っていく形を作っていきます。



2) 境界線をしっかりと設定する

時には、自分の限界を明確に伝えることも大切です。

「私はいつでも相談に乗るよ。
 ただ、私もやらないといけないことがあって
 ○○時までなら空いてるから
 それまでで良ければ話を聞くよ!」

と先に伝えることで、
自分のエネルギーを守ることができます。



3) 代替案を提案する
もし、自分が
すべてをサポートできないと感じた場合、
他の人やサービスによるサポートを提案します。

「その件なら、
 ○○さんが詳しいから
 相談に乗ってくれるかもしれないよ。」

などと伝えることで、
相手が他のサポートを得られるように導きます。



これらが最もシンプルで
有効な手段だと思いますが、
もしかすると中には、

「わかっているけど、
 突き放すみたいで嫌なんだよな。。」

という方もいるのではないでしょうか?

心当たりのある方には
どうしてもお伝えしたいことが2つあります。

1つ目は、
あなたに余裕があればあるほど
喜ばせられる人は増える

ということです。

あなたが心配している周りの方は
物凄く、あなたを頼りにしていて
相談に乗ってくれることや
協力してくれることを喜んでいると思います。

しかし、
あなたがいなくなってしまったら
その方たちはどうなるでしょうか?

心細く感じる人もいると思いますし
人によっては
責任を感じる人もいると思います。

逆に、
あなたがしっかりと自分の時間も確保して
いつもエネルギッシュだったら
周りの人は
どう感じるでしょうか?

自分が頼りにしている人が
元気な姿を見るだけでも
嬉しくなるかもしれませんが、
それ以上に
あなたが余裕をもっていればいるほど、
周りの人に与えられるパワーも
大きくなります。


例えば、
もし、あなたが
丸々3日間、何も食べず
とてつもない空腹だったとしたら
目の前にある食べ物を
周りの人に分け与えられるでしょうか?

誰しもそれは難しいと思います。

では、
いつも十分な食事を摂っていたら
どうでしょうか?

お腹を空かせた人が近くにいたら
その人がお腹いっぱいになるまで
食べ物を分け与えられると思います。

ここでいうお腹の空き具合を
心のエネルギー量をとして考えてみて下さい。

あなたの心に余裕があればあるほど
周りの人に与えられるものも
大きくなるのです。


そして、2つ目。

気付いた方もいると思いますが、
上記の3つのポイントは
実はあなたの為にもなりますが
相手の為にもなっているのです。

1つ目のポイントでは
目先で考えると
確かに、今すぐ力を貸すことで
相手は楽をすることができるかもしれませんが、
自立を促しているため
先々を考えると
相手の自立・成長のきっかけとなります。

また、2つ目のポイントでは
相手の時間やその他の制限を付けることで
期限内に目的を達成させる
トレーニング
とも考えられます。

そして、3つ目は
あなた以外の人やサービスによる
サポートを受けることで
視野を広げるチャンスを得られます。


このように考えると
あなたが手を放した分だけ
相手の成長を促すことになり
結果的に、相手の為になるのです。

もし、
「自分は手を貸し過ぎているかも」
と、感じたことがある人は
是非ともこの考えを
頭の隅にでも入れておいてもらえたらと思います。


【ENFJのためのコミュニケーション術 - すぐに使える3ポイント】
1)共感を示しつつ、相手の自立を促す
相手に共感しながらも、問題解決の主導権を相手に委ねる

2)境界線をしっかりと設定する
相手に自分の限界を示し、自分のエネルギーを確保する。

3)代替案を提案する
周囲の人やサービスによるサポートを提案する。


【ENFJのための考え方】
1)あなたに余裕があればあるほど
喜ばせられる人は増える

2)手を放した分だけ、相手の成長に繋がる


ENFJの皆さんが持つ共感力やリーダーシップは、
周りの人を助けるために非常に有効ですが、
それと同時に自分自身を守ることも重要です。

この記事で紹介したコミュニケーション術を実践することで、
周囲の問題に巻き込まれすぎることなく、
バランスの取れたサポートを提供できるようになれば
嬉しいです。

ぜひ、日常の中でこれらの方法を取り入れ、
自分自身を大切にしながら、
周囲の人々をサポートしていってもらえたら幸いです。

最後になりますが、
今回紹介したコミュニケーション術や考え方は
適応されない状況もあると思いますし、
わかっていてもできないこともあると思います。

僕もそういった状況になったことはあります。

しかし、それでも
何よりも、あなた自身を大切にすることは
忘れないでくださいね。

あなたの人生の主人公は「あなた」ですからね。


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最後まで読んでいただき
ありがとうございました。



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