1958（昭和33）年 人気作家 寺田ヒロオ 27歳
連載5本→6本に
昨年から継続の連載が3本、さらに1月号からの連載が2本、そして集英社「おもしろブック」6月号から新連載がはじまり、5誌に6本の連載を抱えることになる。
内訳としては、プロ野球漫画1本、少年野球2本、柔道漫画1本、残る2本「ラッキーちゃん」「五九六さん」は、少年が主人公の学園漫画？的内容。
「背番号0」（芳文社「野球少年」）
「スポーツマン佐助」（芳文社「野球少年」）
「ラッキーちゃん」（講談社「幼年クラブ」）
「ホープくん」全17回（講談社「ぼくら」1958.1月号〜）
「もうれつ先生」全37回（光文社「少年」1958.1月号〜）
「五九郎さん」全25回（集英社「おもしろブック」1958.6月号〜）
（講談社「ぼくら」1958.1月号）
読切など
連載が好評だからか、読切でも野球ものが増えてくる。
「きゅうぴいちゃん」（講談社「たのしい幼稚園」1月号）
「ロボット兄弟」48p（講談社「たのしい四年生」創刊 4月号）
「珍プレー巨人半身戦」8p（秋田書店「冒険王」8月号）
「エラーくん」48p（秋田書店「漫画王」8月号）
「ヒットくん」（小学館「小学二年生」9月号）
「まほうのピストル」（講談社「たのしい二年生」12月号）
（秋田書店「冒険王」8月号）
11月に渋谷のアパートから練馬の一軒家（借家）に引っ越し。
おそらく翌年3月の長男誕生の前に広い家に引っ越したかったのだろうと思われる。
(マンガショップシリーズ 342)より
トキワ荘関連
1月 石森章太郎、赤塚不二夫「いずみ あすか」名義で合作
3月 水野英子 トキワ荘入居
3月 石森章太郎、赤塚不二夫、水野英子「U・マイア」名義で合作
4月 石森章太郎の姉 死去
10月 水野英子 トキワ荘退出
秋頃 よこたとくお トキワ荘入居
12月 赤塚不二夫 初めての連載「ナマちゃん」
12月 忘年会