課外報告書 使用電力量を分析してみよう
1. 緒言
私が契約している電力会社は東北電力である。4月、5月、6月の使用電力量を調べた上でその内訳について調査することを目的とした。
2. 手順
4月、5月、6月分の使用電力量を、東北電力のサイトから調べた。使用家電は、ドライヤー、冷蔵庫、電子レンジ、テレビ、エアコンがある。
それぞれの消費電力の推定方法は、まず家電の電力を調べ、使用している時間を予測してそこから求めた。
3. 結果
それぞれの月の使用電力量は、4月は56kWh、5月は63kWh、61kWhであった。
また、ドライヤーの電力は1200Wで1日5分間使用で日数60日、洗濯機は500Wで一回35分使用で使用日数は20回、冷蔵庫は33Wで日数91日、電子レンジは1430Wで1日10分使用で日数80日、テレビは63Wで1日60分使用の日数30日、エアコンは670Wで1日7時間使用の日数20日であり、これを元に計算し予想消費電力量を求めた。
ドライヤーは、
1.2kW×5/60h×60日=6.0kWh
洗濯機は、
0.5kW×35/60h×20回=5.83kWh
冷蔵庫は、
0.033kW×24h×91日=72.072kWh
電子レンジは、
1.43kW×10/60h×80日=19.06kWh
テレビは、
0.063kW×1h×30日=1.89kWh
エアコンは、
0.67kW×7h×20日=93.8kWh
と求められた。
4. 考察
調査した結果から、常に稼働している冷蔵庫や、暑い時期に稼働せざるを得ないエアコンの消費電力が大半を占めていることが分かった。残りの消費電力は、照明や換気扇などと考えられる。
節電の方法としては、使わない家電製品のコンセントをこまめに抜くことや、エアコンの温度調節をすることが挙げられていた。特にエアコンはかなり消費電力が多い為、長期的に節電を行えばかなりの節約が見込めると考えられる。
5. 参考文献
「家庭でできる節電ポイント|ご家庭やオフィスでの節電にご協力ください」今治市
(https://www.city.imabari.ehime.jp/kankyou/setuden/home.html)