とにかく星野源×マーク・ロンソンが凄かったお話。
※この記事は2019年の別媒体に掲載されていた記事をnoteに転載したものとなっております。
おはようこんにちこんばんは。
サトウでございます。
今回は、星野源とマーク・ロンソンのツーマンライブのお話。
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私はよく音楽を聴く。
語れもしないのによく聴く。
最近は赤い公園と星野源をよく聴く。
"なんか好きだから聴いている。"
そのぐらいの感じで星野源を聴いている程度だったが、ある日お世話になっている姐さんから
「チケット余ってるから行かない?!」
とお誘いを受けて、二つ返事で私は初めて星野源のライブに行った。
そのライブは星野源だけじゃなくて、
ブルーノマーズと一緒に作った「」でグラミー賞獲ってるマーク・ロンソンとのツーマンライブだった。
しかも中々ない横アリでのスタンディング。
初体験が多すぎる。
でも私は元々「uptown funk」をめちゃくちゃ聴いてる勢だったので、
ファンクな曲 × スタンディング
という状況が楽しみでならなかった。
んで当日。
ライブはマーク・ロンソンから。
ストリングス(バイオリンとかチェロとか)の人達とDJブースが用意されていて、
そこで初めて、マーク・ロンソンがDJをする事を知る。無知である。
(後々調べてみたら、超大物ハリウッド俳優さんの所で度々DJをやっていると知った。無知すぎる私。)
私はのんびりと、
(準備されているストリングス、星野源が使うのになんで今準備してんの?てかストリングス使うのとか豪華だな)
とか思っていたら。
まさかのマーク・ロンソンが
ストリングスと一緒にDJをおっぱじめたぞと。
私は生まれてこのかたクラブなるものに行った事がないので、ドラマやらニュースやらで一般的によく見られる「クラブ」というものしか知らないから、
もしかするとストリングスとDJを合わせていらっしゃる方もいるのかもしれませんが、
私の人生的には、ストリングスとDJを合わせるのなんて聞いたことないし見たこともなかったので、衝撃だった。
この組み合わせって合うんだ、と。
しかもストリングスの人もDJのリズムぴったりにリズム合わせてくるのに対して、
マーク・ロンソンはその決まりきったリズムの中でさらに遊ぶわ遊ぶ。
私はDJとか、音楽を学んでいたとか、
そんな事は全く無いのでその辺ももちろん「無知」ではあるが、
素人でも分かる。凄いやつやん。
制限された中でいかに
「楽しめる」か
「遊べる」か
これが出来る人って本当の本当に凄い人だなぁと。
私は全力で両手をあげながら心の底から
「今日来て良かったなぁ」と改めてしみじみ思いました。
しかもマーク・ロンソンのライブ時間もぴったり40分で終わりときたもんだ。天才か。
センスも才能も必要だけど、
こういう時間とかタイミングとかっていうのは、入念な打ち合わせが必要だと思うんですよ。
でもマーク・ロンソンはそんなもの感じさせず、盛り上げるだけ盛り上げてスッと終わらせやがった。
なんなん。
私なら絶対「もっとワシを見て!!グラミー賞のやつやぞ!?」ってやる。絶対やる。
でもマーク・ロンソンはしない。マジかっけぇ。
世界のプロを肌で感じた瞬間でした。
ちょっと星野源さんのほうの感想書ききれなかったので、また別で書きます。では。