水中翼船でランチした話
近鉄志摩線加茂駅から歩いて10分程、国道167号沿いにある「伊勢志摩お土産センター王将 鳥羽本店」さん。観光地によくあるレストランが併設された土産物店ですが、レストランの屋根の上に何かが載っていますね…。
はい。どう見ても水中翼船ですね。
立派な水中翼がとってもチャーミングでインパクト大です。
こちらの水中翼船の正体は元名鉄海上観光船の「王将」です。
レプリカとかオブジェとかではなく、本物の水中翼船です。
1963年から82年まで、名古屋~鳥羽、蒲郡~伊良湖~鳥羽航路で活躍していた鳥羽にゆかりの深い1隻です。
詳しいことはこの案内板に記載されているので、こちらをご参照ください。
案内板に書いてある通り、現在はレストランとして余生を過ごす「王将」。折角なので、レストランで食事を頂くことにしましょう。オタク的には船内で頂きたいところですが、団体客専用とのことなので、ぼっちは大人しく店内で…。記事のタイトルが「水中翼船でランチした話」になってますが、正しくは「水中翼船の下でランチした話」ですね。まぁ細かいことは気にしないでください(笑)
頂いたのは鯛茶漬け。とっても美味しかったです(語彙力皆無)。某フェリーも早く夜食の鯛茶漬け復活してくれませんかね…。
このタイプの水中翼船(半没翼型というらしいです)は国内では全て現役を退いており、現存するのもこの「王将」のみのようです。
今後も末永く保存していただけるように、お近くにお越しの際は是非「王将」でお食事(もしくはお土産の購入)はいかがでしょうか。