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【満開Encore】卯木千景バクステを読みました

春リーダー&ルーキーを追いかけている身ではありますが、今回のバクステで彼らの自然な関わり方みたいなところが更に見えてきて新鮮な気持ちになったのと、これを見て皆様が何を感じたのか逆に知りたい気持ちが強いです。
彼らが彼らである事が、全てだなと思わされたバクステでした。
この文章の最後にも書いてますが、公式サイドからこうやって柔らかい優しい2人のやりとりを大切書いてくださっている事が何よりも嬉しくて……。
2人のこと好きでよかった
エースリー が好きでよかった。
胸がいっぱいです。


以下いつもの偏りのある思想の感想達です。
ネタバレもあります


心配する咲也

睡眠関連は千景の課題によくなりがちですが、ああいう会話の中でも咲也よく他者を気にかけるな…(千景の性格を知ってるのと、舞台があるから余計にかもしれませんが)という印象でした。
咲也が気にしてる時の「……。」が多くてわかりやすくて、千景もそれに対して”本当だよ“なんて心配させないように言ってるのが、この2人の会話の表情がよく出てていいなと思います。

千景は睡眠時間短くても卒なくこなせてしまうタイプだと思いますが、ああやって咲也に気にかけて貰う時どんな気持ちなんだろうな、心配させてるかなっていう心境なのか、少しむず痒いような気持ちなのか…
どっちもあるのか…想像の余地があって好きです。
そしてここの心配が最終的にあぁなるとは…


もしも魔法が使えたら

ここの会話が個人的にグッと来てしまって……
咲也が「特に思いつかない」って答えるの、良くも悪くも彼らしくて分かる…ってなってしまったのと、千景の「俺もないかな」っていう返しをしたあの間が………切ないなと思い…
どこか引っかかるけどこれは違うな…っていうのも本人わかってるのも、しんみりしてしまいます…。

そしてここの2人の会話の”もしも話“なのにそんなに盛り上がらない欲の薄さと素直さが、これが春リーダー&ルーキー…って思わされました。
(それくらいの魔法なら千景さんにもできちゃいそうの下りも好きです)
この咲也の良くも悪くもな素直さは多分千景もそれが、心地悪くないのではないかなと感じもします。

あと気球の話の関連…こじつけみたいになりますが、暖かい空気の方が軽くて浮くっていうフレーズとここ2人何か共通のものを勝手に感じています。

2人の暖かさは、どこまでも上を向いて進めるよ…

舞台の上で

やっぱりここ2人は舞台の上なんだな…という感動が…あり、言葉のない交流が舞台の上で行われている……!
眼鏡してる千景を余すことなく入れ込んでくださるの風呂以外やっぱり咲也とのここのシーンなんだ?!って春LR追っかけは大変喜びました……。

眼鏡を外す→心の分け隔てが無い

の構図が活きてくるの最高に良いですよね…

そして他春組メンツも一緒に混ざりに行くのが変わらない彼らで春組だなぁ…と思いました。

個人的には咲也の”魔法“がどのようにして言葉に出して実行されたのか知りたくて仕方がないのですが…想像するのが情報の受け手側の仕事かもしれませんね。

意味合いの変わったエメラルドのペテン師

再演のエメラルドのペテン師、また5幕の時のエメラルドのペテン師と千景自身の中での意味合いや意識が違っていて…舞台という生き物を感じて、とても再演の醍醐味だなと思いました。

めざめる月時の千秋楽の千景の演技も大好きで(あそこは彼の中で大きな意識があるので)そこの差別化を描いてくれたのは良かったな…というところもあります。
あんなオズワルドの、千景の笑顔見せられてますますエメラルドのペテン師を大好きになってしまう………





今回再演による舞台のカラーの違いが明確で本当に良いバクステだったな…と個人的に感じました。

これまで千景と咲也の関係性を掘りに掘り下げてくださった中で、大事にしている部分のブレの無さ、が今回も際立っていて、何が一番素晴らしいって咲也と千景の言葉のない交流を“舞台上”で絡めてくれる事なんですよね…。
どこまでも”彼らの居場所“を書いてくれるエースリー という演劇を扱ってくださる作品がまた大好きになってしまいました。


本当に2人の関係を、彼らの絶妙な優しさに溢れたやりとりも含めて大切に扱って下さり本当にありがとうございます。
この想いがに公式様に届くかは分かりませんが、こうして文字に残すことに、意味があると信じて書きました。
これからも2人のこと追いかけていきたいと思います。

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