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Crenaさんのプラグインマネージャーを触ってみた

この記事は「すごくない」kintone Advent Calendar 2024その3の12/3(火)分です。
その3ということは、その1その2もあります。

さて、今年(2024年)のCybozuDaysのkintone show+case unlimitedで発表されていたCrenaさんのプラグインマネージャー、さっそく公開されてて無料で使えるので触ってみました!
普通はアプリに機能を足すのがプラグインですが、プラグインのためのプラグインというのが面白いですよね💡

プラグインマネージャーとは

プラグインマネージャーには3つの機能があります。
①kintone上でのプラグインの検索・インストール
②kintone上でのプラグインのバージョン管理・アップデート
③他環境へのプラグイン設定情報の移行
これらはCrenaさんが提携しているプラグインが対象(2024/12/2現在、Crenaさん以外のものは、cybozu developer networkで公開されているサンプルプラグイン、JCSさん、C-RISEさん)です。

機能について

①②はどちらもユーザーにとっても嬉しい機能です。
①でまだインストールしていないプラグインを検索してインストールできるだけでなく、未契約のものであれば自動でお試し申し込みをしたことになるので手間がかなり省けます。
②も、プラグインのアップデートメールが来ても自分が使う機能の追加やセキュリティ的なもののアップデートでない限りは更新せずに放置してしまいがち・・・(僕だけ?)。これがあれば適宜アップデートできますね!
今後はダウングレードもできるようになってくれると不具合発生時に動作が正常なものに戻すこともできるようになるので機能追加に期待してます。

最後の③は開発を受託するベンダー側(自社環境で構築して顧客環境に再構築するような場合)が楽できるものと思わせておいて、開発環境やテスト環境で別サブドメインを使っているユーザーにも嬉しい機能です。

裏技?

そして触っててわかったことなのですが、「他環境へのプラグイン設定情報の移行」だけでなく、「自環境内での別スペースへのプラグイン設定情報の移行」もできることがわかりました。
事業所ごとでスペースを分けているような場合に、新しく事業所が追加になるからスペースごとアプリを複製したいって時に、今まではプラグイン設定だけは自分で再設定が必要でした。でも、プラグインマネージャーを使えば(Crenaさんと提携先のプラグインだけとはいえ)プラグイン設定も移行できる!なかなか熱い機能じゃないですか!

注意事項

また、設定情報の移行機能を触っていてわかったことなのですが、移行元のアプリ=<移行先のアプリ(スペースをそのまま複製した場合や複製後にアプリを追加した場合)の時は移行ができるのですが、移行元のアプリ>移行先のアプリ(スペースを複製後にアプリを削除や移動した場合)の時は移行ができないので注意が必要です。

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