3.私が今になって矯正リベンジをする事になった、7年前の出来事。
前回の記事でも綴ったように
(↑前回の記事はこちら)
私は10歳で矯正を途中放棄してから
ほぼ自分の歯並びを気にせずに生活をしていました。
だから矯正歯科の存在すら毛頭ないわけです。
そんな中、33歳の夏。
歯科衛生士の友人Yちゃんと遊ぶことになりました。
Yちゃんは、私が会った事がない友人のMちゃんを連れてきたのです。
「初めまして!」から楽しく会話をしてる話の
自然な流れの中で
私は2人に問いかけたのです。
私「ねぇ、二人は元々何で出会った友達?」
Y 「Mちゃんも歯科衛生士でね、
職場は違うけどそのつながり!」
私「なるほどね!」
M「そう、Yちゃんは包括歯科だけど
私はね、矯正歯科クリニックで働いてるんだ。」
そこで、私の頭の中からスッッポリと抜けていた
歯列矯正を途中でやめた記憶が
ドドーーーーンと蘇ったのです。
私「へぇー!そういえば私、小学生の頃、
矯正歯科に通ってたよ!
もうさすがにその矯正歯科あるか
分からんけど!(笑)」
M「えーそうなんだ!
え、ちなみにその矯正歯科って
どこだったか覚えてる?」
私「んーー場所は○○の○○らへんの
○○ビルに入ってて….」
M「ダーラちゃん!そこの名前、
H矯正歯科じゃない?」
私「!!思い出した!そう!H矯正歯科だ!
…え?何で分かった…?」
M「すごい偶然!私、そこで働いてるんだよ。」
世の中にはこんなに沢山の歯医者や矯正歯科、
クリニックがある中で
なんと偶然な出来事か。
驚愕すぎて空いた口が塞がらなかった。
世の中は狭い。
そこから勿論その話で3人で
盛り上がったのは言うまでもない。
そしてそんなプロ中のプロ2人に、
私の歯を見てもらった。
「めちゃくちゃ悪いわけじゃないけど、
矯正したらダーラ、綺麗になるやろうね。」
2人にそう言われ、
久々に自分の口元を意識したのである。
それからというもの、
「矯正したらもっと綺麗になる」
そんなポジティブな夢が
頭の片隅の棚にそっと潜むことになるのである。
後日、Mちゃんから連絡が来た。
もちろん、私本人だという確実な情報が一致した上で
20年以上経過していた私の当時のカルテが
今もそこに残っていた事を伝えてくれた。
当時の院長先生は変わっていたけど、
現院長も当時そこで働いていたらしく
私や私の母だけでなく
私の兄弟のことも記憶に残っているという事を
教えてくれた。
何だか勝手に当時の記憶が蘇ってきて
今は亡き母と通い、エレベーターに乗った記憶が
鮮明に脳裏に浮かび
懐かしい気持ちと同時に、
嬉しく感謝の気持ちさえじんわり湧いてきた。
その時に心密かに決めていた。
「いつかもし、矯正したいなって思った時は、
距離的に通うのは大変だけど
それでもここにしよう。」
だけど歯列矯正は期間も長いし、
正直な話、金銭的にも余裕がないと厳しい。
私は、そんな綺麗になれる夢を頭の片隅の棚に
そっとしまいこんで鍵をかけたのである。
そんな、7年前の33歳の出来事。
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