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わたしのリアル ー 生活編

4月から、ふたり暮らしをはじめた。

運良く、緊急事態宣言が発令される前だったので、無事に引っ越すことができた。

結果、これがとてもよかった。

ひとりだったら、生活リズムがぼろぼろに崩れていたと思うし、悩みすぎて動けなくなっていたと思う。

悩んでいることや行き場のない感情をタイムリーに聞いてくれるので、不安を溜め込みすぎないで済んだのは、とてもありがたかった。
お店の営業について、第三者視点から意見をもらえたのはすごく安心に繋がった。

そして、一人暮らし用の狭いIH一口コンロのキッチンから、広くて収納も充実したガスの二口コンロのカウンターキッチンに変わったこともとても大きい。

ひとりだとどうでも良くなって、食べなかったり、ビールとおつまみで終わらせたりしていた。(一応カフェ店員で管理栄養士なのに。)
待ってくれているひとがいて、一緒にごはんを食べてくれるから、ちゃんとごはんを食べるようになった。

家にいる時間が長くなって運動もできていないのにちょっと痩せて、痩せたままキープできている。

ごはんを作るのは元からすきだったので、自由なスケジュールで働けるようになって、夜ごはんを作れるのはしあわせだった。

そして、居心地の良い家に整えていくことや、おうち時間を過ごすこともすきだったので、引きこもり万歳だった。

なかなか家にいる時間を作れなかったので、おうちで映画を見る時間ができたことはすごく嬉しかった。
moshicaのみいこと週に1回程度、おうちシネマと称して、日時を約束して、待ち合わせ時間になったら電話をして、各々Amazonプライムで映画を観て、終わったらまた電話をして、リモートで映画鑑賞をしている。
これがすごく良い時間で、コロナ渦でなかなかできない芸術のインプットと、お友だちとの他愛無いおしゃべりがとても楽しい。

おうち時間が増えて買ったものはと聞いてもらったことがあるが、引越しに伴うものがほとんどで、あえて言えば、基礎化粧品を変えたぐらいだ。科学的に分析して自分を労ることはおもしろい。

なんだかいいことばかりを書いたが、これは本当に偶然のラッキーで、本当にありがたいことばかりだ。。
お店を開けることができなかったので、収入も貯金も減ったのは事実。
それでも、身の丈にあった生活を考える時間ができて、実践できたのは良かったことだと思う。

笑えない状況の方には大変失礼になるかもしれないが、悪いことばかりではなかったというのが、わたしの感想である。

そして、孤独死について考えるほど、近くに頼れるひとがいなかったので、一緒にいてくれるひとがいるというのは、本当にありがたいことだと思った。

あとは、お出かけすることとひとに会うことがすきなので、自由に出歩けるようになるとうれしいな。

ひとそれぞれに生活があって、自分で決めていかなきゃいけないのが大変でもあるけど、生きてりゃいいこともあるでしょうと、気張らずにいきたいものです。

コロナで変わったことについて、記録しておこうという気持ちがあったので、いつもと違ってノンロマンティックで、恐々と文章にしてみました。
ほんとはお仕事編の方が書きたかったのだけど、センシティブすぎて書き上げられなかった…。また次のnoteで。。

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