恋愛は罪でも恥でもない
恋愛経験、皆さんはありますでしょうか?
特に若い年代の人はキラキラした世界に憧れを抱くことが多いと思います。
派手なストーリーを好み、誰が誰のことが好きだとか、そういった話で一時的に盛り上がりますよね。
私はそういう話には付いていけず、むしろ恋愛には良い印象がありませんでした。
恋愛は暇な人がやることだと、軽蔑していたんです。
目の前のやらなければいけない勉強や部活の辛さから逃げるための怠惰なイベント。
恋心に一喜一憂して、欲に溺れて破滅的な人生を辿る人間は後を絶たないだろうに。
こういった感じで、めちゃくちゃに恋愛を否定していました。
私には知らないうちに、人を裁く心が芽生えていました。
ストイックに生きすぎてしまい、それを周りにも求めていたのと同時に、
今思えば、憧れ。
誰かを想い、それを本人に伝えることができるなんて、羨ましい。
そんな気持ちがどこかにあったのかもしれません。
恋愛には否定的でしたが、誰かを想うことはあったように思います。
矛盾している自分にも随分葛藤はして、自分はどうしたいのかもわからず。
ただ、好意を周りに拡散されるかもしれないという自分の恥。
人は大概、誰かの他人への想いを笑って冷やかす。
当時はそう思っていて、私はそれが許せなかった。
他人の恋愛をネタにして盛り上がっている人は、誰かをおちょくることで自分の価値を保とうとするつまらない人間だ。
過去の経験から、そんな思い込みで私の恋愛話の拒絶レベルは相当なものでした。
そして、想いを伝えたとして、自分の嘘偽りのない気持ちを拒否される恐怖。
それは、自分そのものを否定されるのと同じだとみなした。
恋は盲目とよく言うじゃないか。
ならこれもただの一時的な気持ちにしかすぎない。
そもそも恋かもわからないのにアホらしいな。
時間が経てば何も思わなくなる。
そう言い聞かせていました。
だから、相手への好意を忘れてしまうくらい、忙しくしよう。
勉強に打ち込んで、意識しないようにしよう。
そうやって自分の気持ちを殺していました。
想いを伝える必要性も無いし、伝えてどうしようというのだろう。
先のことをイメージできず、だったら何もしない方が良いと考えて結局何もしない。
そうして気持ちも薄れていき、何もしなかった自分にホッとする。
これが何度もあったように思います。
それ以前に、私はこの時赤面恐怖症という呪いにかかっていました。
恋愛なんてしたら余計にこの症状を助長させることになるだろう。
そんなことがあってたまるか。
私は心に蓋をして、何度も気持ちをリセットしました。
こうして、誰かを想うことは恥だと考えていた私は、恋愛を嫌がり、自分から突き放しました。
しかし、恋愛も立派な「人との関わり」です。
中学生・高校生の時なら尚更興味津々な事柄かと思います。
良く思われたい、変に思われたくない、ガッカリさせたくない。
嫌われたくない。
恋愛においても、こういった気持ちは出てくることでしょう。
ただ、それは等身大の自分を愛せていないから出てくる発想であって、そのあなたでいいんですよ。
相手に合わせようと自分の好みとは違う髪型やファッション等をして自己犠牲をしては幸せにはなれなくて、それは恋愛でなくても「人との関わり」全般で同じで、
ありのままの自分を好きになってくれる人を大切にすればいい。
近づいたり遠のいたりして、心地良い距離感を探していけばいい。
与えてもらうことばかりを考えていては自分が疲れてしまう。
相手を喜ばせることが楽しいと思える関係性が素晴らしい。
恋愛にはこういった大切な学びが含まれている。
友人関係や職場の人間関係でも同じことが言えます。
恋愛は時に人を堕落させてしまうことも事実かもしれませんが、向き合い方ひとつで多くの学びを得ることもできる。
恋愛は罪ではなく、人生をより豊かにしてくれる重要な過程なんです。
そう思うと、青春って素晴らしいですね。
どうか恋愛を通して自分と向き合い、他人を思いやるきっかけにもしていってください。
おわりに
普段は、
・人の目が気になって生きづらい、外出も苦痛
・人と関わる度に緊張して赤面したり頭が真っ白になる
・人前で恥をかくのが怖い、変だと思われるのが怖い
・他人の評価に振り回され、自信がない
・他人のキツい言葉にいちいち傷付く
・他人の視線が怖くて下ばかり向いてしまう
・手足が震えてここぞというときに力が発揮できない
・食べているところを見られると思うと会食が怖くてできない等
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