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自と他の「差」が悩みを生む

学校は、大学は、塾は、辛くて不自由な環境でしょうか。

当時の私はそうでした。

自分を押し殺し、他人と比較をしてはどこか自信なさげで、ブレーキをかけて力を100%出し切れないでいるもどかしい期間。

運動や勉強の能力争いに日々翻弄され、自分は結局何をしたいのかわからない。

誰かに頼ってもらえる、誰かを引っ張るリーダーになるのにも勇気が出なかった。

ずっと人の言われたことをやって、自分は何者なんだと、悶々としました。

校内の学力テストのランキング発表でさえも心臓がもたないくらい緊張してしまうほど、私はその世界に生きていました。

体力テストの50m走も誰が一番速いかが注目され、そこに自分の名前がないことに嘆いたこともありました。

そういったことが、ある意味で自身の関心領域であって、無視ができなかった。

その時の私にとっては、それが全てのように思えたから。

振り返れば、人の関係値にも無意識に順位をつけていました。

この人とこの人は仲が良いから、私は間に入らない方が良いと空気を読んだつもりで人と距離を置き、時には仲が良い同士で話しているところを見て、私の悪口で盛り上がっているのかななんて思うことも。

気の遣いすぎは、辿っていくと考えているのは自分のことばかりでした。

思いやりの行為とは言えません。

自分がハブられる前に、傷つく前に自分から身を引こうと考えていたんですから。

会社でも、この人は仕事ができてこの人は仕事はできないと順位をつけられることで「差」を感じて苦しむこともあると思います。

そうやって、人間関係にも、学力にも、運動神経にも、外見にも、仕事能力にも劣等感を持って自分を大切にできなかった過去が、皆さんにもあることでしょう。

このように、自分と他人に「差」を感じるのはなぜでしょうか。

自分にないものばかりに、意識がいっているからです。

本当にシンプルです。

自分にないものに意識がいけばいくほど、不満が生まれ、自分と他人の「差」の感覚も強くなり、別の人間であるという意識が強くなってしまいます。

それでは悩みの種は尽きません。

ではどうすればこの「差」を埋めることができるのか。

今自分にあるものに目を向け、それに感謝をすることです。

足ることを知る。

当たり前だと思っていることに感謝をすることです。

勉強ができること、運動ができること、ご飯を食べられること、、等。

そもそもの部分にありがたいと感じることが大切です。

能力の差を埋めようとしても上には上がいます。

競争の世界はキリがないので、その世界で「差」を埋めようとしても劣等感からは抜け出せません。

その世界からまずは抜け出し、自分が既に色んなものを与えられていて、満たされているということに気づくことで不思議と他人に対しても優しくなることができるんです。

十代、二十代の頃は狭い世界の中で生きてしまっていることがよくあります。

だけど今いる世界が全てではない。

学校へ行くと、学校の世界が全てのように思えてくる。

大学へ行くと、大学の世界が全てのように思えてくる。

社会人になって会社で働くようになると、その会社の世界が全てのように思えてくる。

だけどそうじゃなくて、世界はもっと広いし、もっと色んな人で溢れています。

それを、競争世界に生きる多くの若い方々にも、もっと知っていただきたいですね。


おわりに


普段は、
・人の目が気になって生きづらい、外出も苦痛
・人と関わる度に緊張して赤面したり頭が真っ白になる
・人前で恥をかくのが怖い、変だと思われるのが怖い
・他人の評価に振り回され、自信がない
・他人のキツい言葉にいちいち傷付く
・他人の視線が怖くて下ばかり向いてしまう
・手足が震えてここぞというときに力が発揮できない
・食べているところを見られると思うと会食が怖くてできない等

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