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キャリアカウンセリングを受けたが…
春休みに入って、もう大学へも学生相談室へ行くだけとなった。最近はバイトに行ったり、アクセサリーを作ったりして過ごしている。今思えば後期は、授業とバイトの日々で余裕なんて無かったな、よくやれてたなと。説明会に行ったり、1dayのインターンに行ったりと、就活も少しだけど、頑張った。
この間、地元がやっているキャリアカウンセリングを受けた。就活の進め方や、今の自分の志望業界などを話した。自分にどういう職が合っているのかが分からないと相談をしたため、まずは自己分析をやってみることになった。パソコンで30分ぐらい質問に答えた。
そして、今まで頑張ってきたことや将来の夢、長所や短所、就活の軸などの質問が書かれた紙を渡され、記入して次週持ってくるように言われ、その日は終了した。
次週。自分と向き合うということを避けていたため、キャリアカウンセリングに向かう30分前にやっと書き始めた。将来の夢。長所。就活の軸。将来を考えれば考えるほど、自分に力がないことに絶望。私はなにもできない。何にもなれない。私が人を助けられるわけがない。目標がない。夢がない。社会から必要とされていない。生きている価値がない。死にたい。
その日のキャリアカウンセリングはもうキャンセルしようと思ったが、電話でキャンセルをしなければならないことを知り、渋々向かった。無断キャンセルも考えたが、家に連絡されても困るなと思った。
先週受けた自己分析の結果を元に、この結果に対して自分としてはどう思うか?という質問をひたすらされた。「支援したい、世話をしたいという傾向があるようですが、自分ではどう思いますか?」「その通りだと思います…」これをひたすら繰り返した。
ギリギリで記入した、質問が書かれた紙については、自分が書いたことに対して質問されたり、これはこれからも活かせそうですねと今までやってきたことを褒められたりした。カウンセラーさんはすぐ次があったみたいで、30分ほど話して終わった。
自己分析を通して、自分がどういう傾向にあるのか、どういう職に興味を持っているのか、どういうところに自信を持っているのかなどを知ることができた。しかし、将来に対しての不安は増す一方だった。そもそもで、大学を卒業して生きるのか否かを考えている私にとって、生きるを前提にして話すことがしんどかった。また、良いように見られたくて、「人と話すことは好きですか?」という質問に「はい。」と答えていた。「苦手です。でも、人を助けたいです。」という本心であるが、矛盾したことは言えなかった。
本当の自分として、話ができてないことに気づき、もう次は行けないなと感じた。「次の予約はネットからお願いします!」と帰り際に言われた。ネットからする予約の仕方が分からなかったが、聞かなかった。「はい〜」と一応笑顔で答えた。
将来を考えれば考えるほど、頭もお腹も痛くなってくる。もう今日はダメだ。結局私はなににもなれない。3月から情報解禁。ESもなにも進まないし、なにより将来に対して明るい希望が持てない。
最近バイトに対しても不安や恐怖を感じるようになってしまったため、体を壊さないか心配ではある。色々としんどい。卒論も進めないといけないし。
時間が迫っていくのが怖い。苦しい。
とりあえずは、今を生きることを頑張る。その日の予定をこなすことを頑張る。