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年を重ねる私の気持ち

ラストティーンを嘆いたあの日から、1年経ってしまったのか。
この1年、私はどう生きてきたのだろう。

年を重ねることに対しての感情はあまりない。正直20歳になる時の方が、自由が増えた気がして嬉しかった。21歳になることで変わることはあまりないなというのが率直な感想。

私は誕生日が近くなると、苦しくなる。
なぜなら、意外とあっさり終わってしまうから。
私が期待しすぎるのが悪いけど。友達が沢山いる人や恋人がいる人は、誕生日は楽しく華やかに過ごすのだろうなと思うと、苦しい。

誕生日「なのに」という思いが強い。
ちょっとは世界から優遇されていい日だと思う。でも、現実はそう上手くはいかない。そんな特別な日なのに、意外と普通に日々が終わっていくことの方が多い。特に大学生以外は、この時期は休みではないのが普通。社会人になれば、余計に誕生日でも普通に日々を過ごすのだと思う。


誕生日にLINEをくれる人も、だんだん減ってきた。私はいつか誰にも祝われないまま誕生日を終える日が来るのではないかと思うと苦しい。今は、祝ってくれる人に目を向けて、大切にしていきたいと思う。そう生きた方が、幸せだから。


この前、出産の大変さについて語っているテレビ番組を見た。こんなに大変な思いをして産んだんだなと。余計に、死にたくなくなった。死ねないな、と思った。 

なんで、21年も生きているのだろうと考えることがある。なにかのタイミングで死ねば、今の苦しみは無かった。でも、今の幸せも無かった。私は、大好きなバンドに出会えて、ライブに行って、音楽を浴びることができて、幸せを感じている。たまにある、「生きていて良かった」があるから、死ねない。

生きていて良かったと思う日々を、増やして生きていたい。わたしへ、死ぬのはまだ早いよとだけ。

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