INFJから見た他タイプの印象(一部)

INFJの私から見た、周りにいるタイプの印象。もちろんその人自身の個性や私との親密度により印象は異なってくるので、あくまでお遊び記事ということをお含みおきください。(タイプ〇〇は絶対こう!と言いたいわけではないです。でも私も気づいていない傾向とかが潜んでいたら面白いね)

INFP

私はINFPの友人・知人が身の回りに3人いる。
全員本当に、めちゃくちゃ面白い。
瞬発性のある面白さではなくて、じわじわくる面白さ。そもそも人間としての面白さ。中身の濃さを持っている。

全員話し方が穏やかでゆっくり。私は議題が面白く興奮すると早口になってしまうのだが、彼らは違う。同じペースで話したら日が暮れるのでは?と感じる。上品な印象でとても羨ましい。

偏見がない。フラットに物事を見ていると思う。わたしはオドオドしてる割に自信家で、優しく対応する裏で過激なことを考えている変な人間なのだが、それを変だと言われることもある中でこの人たちは「面白い」の一言で片付けてくれる。それがいかに楽で、救われるか。

感性や興味対象が似ている。捉え方に近いものを感じる。
他の人には「これは蜜柑という果物です。色はオレンジで皮があり、剥いて食べます。熟していれば甘い味ですが、品種によっては酸っぱさを楽しむものもあり...」と説明するところを、「蜜柑ってちょっと潰れた丸でまじ可愛くね?」『わかるわ』って言い合える。最高

彼らの周りではどう言う時間の流れ方してるんだろう。私と同じく色々なことをぐるぐる考えるタイプではあると思うんだけど、私は割と色々な人に相談して言語化していくうちに勝手に「自分、そういうふうに考えていたのか・・・なるほどそういうことか〜!」と落とし込むのだが、彼らはひたすら自身の中で消化しているイメージ。
仲良くなったと思っているけれど、ふとここにいるのに宇宙を見ているかのような瞬間が訪れて焦る。
えぇ〜〜今何考えてるの!聞きたい!でも聞いたら嫌われるかもしれないし聞かないことが彼らにとって心地いいかもしれないから聞かない・・・美しい表情だな〜と思ってる。ミステリアで本当に魅力的な人間だと思います。

冬が好きらしい。
曰く、「内省の季節」「1人でゆっくりできる季節」。
私は春と夏が大好きで、それは色んな生物が目を覚まして街全体が嬉しそうになるからなんですが、そこは感性違うなぁと感じる。
私は逆に冬は生き物が少なくて、自分の爪先を見るしかなくて寂しいなつまらないなって思う。

スナフキンみたい。ふらっとどこかに消えて、自分と戦って、自分と仲直りして帰ってくることがある。その空間には立ち入れない寂しさと、「良さ」を感じる。ずーーっとミステリアス。

あと細かいことをあんまり気にしないタイプだと思うけど、それはそう見せているだけ?
時間や地図にも割とルーズな印象がある。行き当たりばったりというか、プランAがダメだった時に絶望する私の横で「ウケる〜どうする?とりあえずどっか入る?」って言ってくれる。臨機応変の神?
私のことを面白い人間と言ってくれる。こっちからしたらあなたの方がめちゃくちゃ面白くて自分の浅さが浮き彫りになるんですが・・・という心地だ。

あと、こんなに魅力的な人間なのに、自分にあまり自信がないと思われる発言が多い!!!
え、なんで!?
これは本当に不思議。
でもそうやって落ち込んでいるINFPをみるとたまらなく愛しい気持ちにもなる。そっか〜って。
大丈夫、いざとなったら君がどれだけ素晴らしい人間か私が原稿用紙40枚に綴れます。
でも結局彼らは自分を1人で追い求めていくんだろうな〜そこに私が入り込む余地はないという確信。

動物に例えるなら猫。本心はなかなかわからないけれど、懐に入り込むのが上手で、私が悲しんでいるときは優しく気にかけてくれる。

ISFP

こちらも友人に一定数いる。
ISFPの友人たちは、とにかく素直だと思う。嘘をつかない。思ったことをはっきりと言うし、感情表現も豊かだ。
素直すぎてたまにぐさっとくることもあるけど、悪気がないことがちゃんとわかるくらい清々しいし、その姿勢から、本心を言うことは大切なことだよなぁと学ばされる。
また、無神経というわけではなく、心の柔らかい部分は優しく触ってくれるし、気遣ってくれる優しさを持つ人たちだと思う。
それに本心を言われるのは、信頼されているようで嬉しい。

多分INFP友人は私が何を言われても大抵傷つくと知っているから、気を遣って本心を隠してくれることがあると思う。ISFPはそれがないから、むしろINFP友人とは違うベクトルで本音を言い合える存在かもしれない。

たまたまだろうけど、家族をとても大切にしている子が多い印象。良き家庭を築くことが幸せと思い、行動していると感じる。
恋愛の話も、INFP友人とは「精神的結びつき」みたいなテーマで話すことが多い中、ISFP友人とは割と世俗的な感じで盛り上がれる。最近彼氏といい感じなの?最高じゃん〜 とか、好きかはわからないけどとりあえず付き合うってどういうこと?!?!→ISFP友人、爆笑。みたいな。何わろてんねん。
他にもメイクのこととかファッション、現代日本でどう生きるのが結局賢いのかという、世俗的で現実的なことをきちんと話せる存在だと思う。

旅行に誘ってくれるのもISFP友人たちだなぁ。どこどこ行きたいから行こうよって明るく言ってくれる。
えーーー!!旅行に誘ってくれた!!うれしーーー!!って思う。正直私から見ると彼女らは眩しい存在なので、なんで私と仲良くしてくれるんだろうと毎秒不思議なのだが、まぁなんかその辺が逆に相性がいいのかもしれない。

動物に例えるなら犬。感情表現豊かで、ひだまりが似合うあたたかいひと。

ESFJ

こちらは一番古い付き合いの友人と、職場のおじいちゃん。
とにかく懐が広く、優しい。他者貢献、自己犠牲の意識が強い。
いつもにこやかに笑っているけど、どこかでストレスを抱えているのではと不安になる。せめて私だけは理解して和らげてあげたいと思ってしまう。
でも多分、私の助けがなくても生きていけるとても強い人だ。

彼らには、他タイプには見せない表情を見せてしまう。甘えられる存在なのだ。
私の愛嬌ぜんぶを預けてしまう。受け止めてくれる。
多分話す時にちょっと語尾にハートマークついてると思う。やばすぎる。
そうさせるESFJ、怖すぎる。

頻繁に会わなくても、久しぶりに会ったらいつも通り話すことができる。ラインも全然しないし、ストーリーもほぼ反応しないけど、ずっと心のどこかにいる存在。
幸せに生きてほしいな。彼らが報われる世界であってほしい。

動物に例えるなら・・・なんだろう?マナティとか?クジラ?
大きな体を、他の動物を傷つけないようにゆったりと波に任せて泳ぐ優しい王者のような。

ESFP

職場の5〜6個上の女性。
プライベートで交流はないし、ランチとかも全然行かない遠い距離感の人なんだけど、それでもわかる、ザ・陽キャでひまわりみたいに明るい方。
そして私みたいな妙な人間を色眼鏡で見ることなく、「ただの人間の1人」と思って接してくれる人。うまく言えないけど・・・。

ISFPと、内向外交以外の機能?は同じだから、ISFPも私のことインキャとかラベリングせず1人の人間として見てくれてるのかもなぁと今思った。

多分彼女らの見ている世界にラベルなんてなくって、「初めまして!あなたはどんな人間?てか喉乾いたからあっちでジュース飲んでくるわ!じゃあね〜」って感じで、「今何をしたいか」で行動する人なんだと思う。
相手にどう思われても、まぁそれは私にコントロールできるところではないしなと、生まれた時から知っているのだろう。
そしてその明るさと健全性に、みんなから愛され、生きてきたのだろう。

まぶし〜〜〜!!あなたが職場にいるからみんなが明るくいられます!ありがとうございます!!!
話すときはおどおどしてしまう。そして向こうはいつも上機嫌。考え方に興味はあるけど、遠巻きに見ているのが一番の距離感なんだろうな。

動物に例えるなら暖かい土地に住む極彩色の鳥。その美しさで人を楽しませるが、次のターゲットを見つけたらふいと飛び立ってしまう。

ENFP

ドアスラムしたかつての親友です。

明るい。面白い。姉御肌で、面倒見が良い。うまく意見が言えない私に代わって発言してくれたり、優しくも勇敢な人だった。
でも、(これはENFP関係ないけど)言葉に棘がある。それが辛かった。行動だけでなく、言葉も優しくあってほしかった。言ったけど、伝わらなかった。

発想力豊かで、人を楽しませる天才。みんなから愛される中心的な人物だけど、本人はたった1人の大切な人も必要としているんじゃないかな。

親しき仲にも礼儀あり、をお互いに実行できていたら、今も良い親友だったかもしれない。
私ばかりが被害者なんじゃなくて、私が無遠慮なことを言って彼女を傷つけた日も、きっとたくさんたくさんあったんだろう。それが言い合えなかったのだ。
でも私は関係を絶ってしまったことを後悔していない。
あの子なら絶対幸せになれる。人の幸せを自分のことのように喜ぶ人だったから。
誰かあの子を見つけて、一緒に笑い合ってほしい。私にはできなかったので。

動物に例えるなら、私にとってはハリネズミ。近づくと痛かったし、本人も自分を守るために武装しているけど、お腹の部分はとっても柔らかい。

ESTJ

職場の元上司。と言っても優秀すぎて役職についていただけで、歳は私の5個くらい上で若い女性。
本当に超優秀で、自分の仕事をきっちりこなすだけでなく、部下の私の仕事の進捗を自ら把握しにきてくれ、対応が難しそうな案件は一緒に取り組んでくれるなど情緒的なサポートもしてくださった。

私に期待してくれていることを、言葉だけでなく行動から感じたので、私もこの方の期待に答えたい!と背筋が伸びる思いだった。
任せられた仕事は120%の出来で提出するよう心がけた。
毎回しっかりと褒めてくれることが嬉しくて、次も頑張ろうと思えた。

彼女よりもさらに上の役職の人たちにも臆することなく意見を述べ、衝突している様も何度も見た。
正義のため、会社や顧客のことを真に考えていないと出ない発言にいつも目を覚まされ、かっこいいと思っていた。
それでいて部下には優しく、雑談も振ってくれるので私にとってパーフェクトな人間だった。
私がミスをしたら、諭すように原因を伝えてくれ、再発防止のために何をしたら良いかを一緒に考えてくれたことは印象深い。
プライベートでの相性は怖いので考えたくないが(笑)、職場の上司と部下という関係はピッタリはまっていたと思う。
異動してしまったので現在直接的な交流はないが、今後も私の社会人人生を支えてくれると確信する、とても大きな存在だ。

動物に例えるなら、闘牛。笑
信念のためなら怯むことなく突き進んでゆく(たまに周りが見えていないことも...。)

ISFJ

母。
母は不思議な人だ。
優しいのに芯がある。
でも多分、親子だからうまくいっているだけで、クラスメイトだったらそこまで仲良くなっていないと思う。笑

ていうか母親のことは客観的に見ることは難しく、あんまり参考にならないと思うのでこれで終わる。

INFP(おかわり)

トップバッターでINFPを書いたので、全部書き終わった今改めて彼らについて言及したい。
やっぱり私はINFPという人間にたまらない魅力を感じるなぁと思った。
こんなに近い感性を持っているようで、今一歩掴みきれないその風のような存在。
生涯かけても、分かりきらないんだと思う。
それがとても嬉しい。
知る欲求が強い人間なので、この人はこういう人なんだなというのを勝手に把握した気になると興味が薄れてゆくからだ。
多分INFPはこれからも色々とびっくりするような一面を見せてくれるだろう。

INFP贔屓と言われても仕方ないが、好きなのだからそれもまた仕方ない。

あと、私がこの世で一番敬愛している作家・太宰治もINFPと言われているようだ。

Pの人たち

Pの人たちって、話の途中であっちこっち出かけてしまう印象。
P「最近どこどこ行ってさ〜そこでうどん食べたんだよね〜」
私「へ〜いいね〜〜どこどこってことは温泉も入ったの?」
P「うん・・・(既に心ここに在らず)てかちちゅうって〇〇好きだったよね?今も好きなの?」
私「え!?(今まで話してた観光地は!?)
・・・最近はあんまり追ってないけど曲は聞いてるよ〜」
P「そうなんだ・・・てかこのリップ可愛くない!?」
私「wwwちょwwwうん可愛いけどさぁww」
P「え?ww」

または、

P「やっぱりさぁ、お互いを尊重して、踏み込みすぎずに暮らすことが争いを避ける手段だとおもうんだよね」
私「うん・・・(なんて返そうかな・・・じっくり考えたいな・・・)」
P「は〜〜〜、てか炊飯器ってさぁ〜なんで出来上がった時ピロピロ言うんだろうね、可愛いけどさぁ」
私「うん...やっぱり私も.....え?」
P「え?」

みたいな。面白いんだけど、自分と違うなぁと感じる。
話すテンポは私よりゆっくりなんだけど、主題を変えるスピードが凄まじい。法定速度守ってるのにカーブだけ本気出すから振り落とされそうになる。
私は高速でビュンビュン飛ばすけど合流とかカーブは慎重に行くタイプ。

おわり

こうして身の周りにいる人を分析すると、いろんな人との交流を経て今の自分がいるんだなぁと改めて思う。

興味のあるINFPは長文で、あまりトピックが思いつかなかったタイプは短文なのもすごく分かるという感じ。本当に興味が湧いた対象しか掘り下げられないのだ、、、。

今後サンプル(言い方)が増えたらまた書きたいと思う。

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