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常にこっちを見ているマリオを作ろう

鬱屈とした日々、ふとTLを見ると素晴らしいMODが流れてきた。



ソース:https://gamebanana.com/mods/408409




これ Project+でやりてえ~






というわけで、
Project+向けに常にこっちを見ているマリオのスキンを作ります。
作る!と言っても読者の皆さんはきっとこう思っているでしょう。

どうやって常にこっちを向かせているの? と。


これはビルボードと呼ばれる描画手法を使っています。
ビルボードっていうのは簡潔に言えば、ペラペラの板ポリが常にこっちの方を向くようにする、つまり画面の方を向くように設定する技術です。
身近なところでいえば、アイテムのたべものなんかが代表的ですね。

どの視点から見ても形が変わらないオレンジジュース


このビルボード、ペラペラの板ポリはもちろん、複雑な3Dモデルでも使える技術です。
例えばスマブラXのPKサンダーやはどうだんのモデル。
実は球体ではなく半球の形をしていています。
常に画面の方を向かせることで、ポリゴン数を抑えつつ、立体感を出したり3Dモデルならではのアニメーションを行っているようです。多分。

正面から見たPKサンダーとビルボード設定を切って横から見たPKサンダー



そしてこのビルボード、元からWii側が対応してくれてる上にツールが優秀なので簡単に設定できます。
ボーンのジョイント部分にビルボードのフラグを付ければ、割り当てられたポリゴンがジョイントを軸に常にこっちを向いてくれるようになります。
厳密なことは私もよく理解していませんが、要は頭のボーンにフラグを付ければ常にこっちを向くわけです。


使ってるツールはおなじみBrawlCrate

というわけで早速マリオの "HeadN" というボーンにビルボードの設定をしました。
設定にはいくつかの選択肢があるのですが、よくわからんので一番よさげな奴を適当に選びました。


さて、マリオはこっちを向いてくれるかな…?
エディタ上でプレビューして確認してみましょう。


おお


おおお!



おおおおお!!!


モーションの都合で若干傾いていますが、確かにマリオは常にこっちを向いてくれています!
早速実際にゲーム上で確かめてみましょう!



どのカラーでも今回作ったスキンが読み込まれるよう設定しています

キャラクターはもちろんマリオを選択、せっかくだから4人で試します。

ステージは見やすそうな戦場を選びました。



いや~、実際にゲーム上でどのように動くのか楽しみですね。




MODのってのはやっぱり完成したものを実際にゲーム上で動かす時が一番楽しいんですよ。


まず素晴らしいものが完成した時の達成感



完成したファイルを配置し、ゲームを起動するときのワクワク感



そして素晴らしいものが実際に動いてるのを見た時の自己満足




このためにMODを作っている、そう言っても過言ではな…


…え?








は?







なんでそうなんの??






は?????











































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