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赤ちゃんはやりたいことしかやらないよねって話。#008


世の中はタイパだのコスパだのパフォーマンスしたい放題。
時間に追われているし、無駄遣いもしたくない。

わたしは効率重視志向なので、相手が「効率悪ぅ!」ってことをやってると黙ってられない。

特に相手が夫だとケチョンケチョンに言う。

なんでそんなやり方するの?
こっちのが早くない?
ほら、言ったでしょ。
なんで言う通りにしないの?


効率がいいことをしない人間というのが
理解できないからだ。


タイムイズマネーだもの。


だから
子育てもコスパ!!タイパ!!だと思ってました。

いかに上手く立ち回るか。



しかし。

この考え方は子どもを産んだことで
ガラッと変わることとなる。


わたしが尊敬する、
絵本講師・内田早苗さんの言葉。

「子育てにタイプもコスパもいらない!」


何度も言われました。
そして、ケチるな!とも。



赤ちゃんは、タイパも効率も知ったこっちゃない。

知識としても知らないし、自分には関係ないという意味でも知らない。


リビングから、少し先で遊んでいるうなぎちゃんに、おいでー、と言う。

うなぎちゃんはハイハイしながらわたしに向かってくるのだが、必ず途中のダイニングテーブルや椅子の下を経由してくる。

まっすぐ来たらいいのに、わざわざくぐってくる。


その余裕、いいなあ。



きっと、「楽しいこと」しかしたくないんだよね。



赤ちゃんは、できることと、楽しいことしかしない。


見たいものを見て
やりたいことをやって
行きたいところに行く



そんな純粋な好奇心
わたしにもあったのだろうか?



きっとその好奇心が
この子をたくさん成長させるんだなぁ


その好奇心を満足させる時間を
そしてその心に余裕を
わたしは持てているかなぁ

まあ、持てていないんですけど。


でもきっと、そんな親を見て
そこからでも子どもはいろんなことを
吸収してくのでしょう。




おしまい。

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