スペインデジタルノマドビザ〜スペイン住居事情
スペイン二大都市の、ちょっと危険な雰囲気漂う街、ラバルとラバピエス
みなさんナルコピソって聞いたことありますか?いわゆるドラッグアパートメント、のことなのですがスペイン語でnarcopisoと言います。
デジタルノマドビザの申請書には住居記載項目があります。私の場合は申請段階から移民弁護士を通したので、弁護士事務所の住所で申請を行っています。
こちらもお問い合わせであったのですが、申請段階では住所が無い方もいらっしゃいますよね?私もビザが取得出来るかもわからなかったのでAirbnbを転々とする日々でした。個人で申請を進める方は住所がない場合、どおしたらいいのでしょうか?
賃貸するにもNIE(在留カード)が必要なのでは?と思っていたのですが、スペインはNIEがなくても賃貸出来ている人がいることがわかりました。気になったので調べてみましたが、賃貸は大家さんの塩梅でNIE 取得前でも契約が出来るところはあるみたいですね。スペインで主流の賃貸検索サイトIdealista。日本で言う賃貸サイトSUUMOのようなサイトなのですが、このサイトでさえも、ビザ取得前の知人(メキシコ人)が住民登録(Empadronamiento) 通称Padrón を発行してもらっていましたので問題ないのでしょう。
と言うことで、ビザ申請には住所を書く欄はありますが、弁護士事務所や知人、賃貸サイト、大家さんの塩梅でこの部分は解決出来そうですね。
今はヨーロッパでもポルトガル•スペイン•クロアチアとノマドビザを発給している国がいくつかあります。ビザ申請前にお試し移住される方もいらっしゃるかな?と思うので、そんな方の為にスペインの二大都市マドリッドとバルセロナのちょっと危険な雰囲気漂う街について投稿しておきたいと思います。
バルセロナのラバル地区•マドリッドのラバピエス地区、ここはちょっと危険なかおりがする街なので住居検討の際は念頭に入れておいた方がいいかなと思います。
特にマドリッドのラバピエスは異国情緒漂い”多文化が共存するマドリード”と紹介され若者にも人気な街。多文化の生きるラバピエスは活気のあるインド料理店が連なり、彩りどりのカフタンを身に纏うセネガル人が闊歩し、歴史あるスペイン居酒屋の集まる急勾配の中世の通りに広がっています。
様々な国からの移民がもたらす習慣や伝統と調和して共存し異なる文化の出会いの場ラバピエス。カルチャー好きなスペイン人も沢山住んでいます。家賃も安くはないのです。
しかし…問題はナルコピソ/narcopiso。通常ドラッグアパートメント。私は今、期間限定で知人の家に住んでいるのですが、まさに隣の隣の家がナルコピソだったのです。自分に害が及ぶ程の危険性は感じないのですが、四六時中売買がなされ、ある意味活気が凄いのです。
スペインでは公共の場所での有毒薬物、麻薬、栽培、消費または所持には罰金が課せられるそうですが、驚いたのは犯罪を構成しない場合は”治療およびリハビリテーションプログラム”に置き換えることができ、罰する代わりに再教育すると言う形が取られているそうです。
そんな我が家の隣人ドラッグディラーさんが先日ついに逮捕となりました。
しかし、上記記載の通り2日後には保釈となりご近所を彷徨いておりました、、、住居はもちろん税金を納めていないので没収。
今は静かな環境となり異国情緒漂う魅力的な街を快適に楽しんでいます。モロッコ料理にインド料理にセネガル料理!お手頃に各国の本格的な食事が出来る魅力もいっぱいの街ですが、日本人の住居環境からすると驚きも多く特にお子様がいる方々にはお勧め出来ないなと思う点も多いので、居住と言うより観光に来る程度でも充分楽しめる街なのかなと思います。
スペインはとても大きく、気候も違えば話す言語も違ったり各地歴史的背景が大きく影響しています。スペイン移住に興味がある方はお試し移住するのもお勧めです。
スペインに来てまさか近隣がドラッグディラーになると思わなかったけど、免疫が付いたのでヨシとします。警察さながらの張込みをしていたので逮捕に至るまでの過程も載せておきます。
Las policias son guapos y guapas en España.
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