4月環境からの赫オルフェゴール
こんにちは。
【深淵の獣】の大幅規制により気炎型からシフトする予定でしたが、色々考えた結果この型に戻ってきました。
投稿が遅くなりましたが、見て頂けると幸いです。
構築はシルエットさんにアドバイスを頂きながら考えました。
過去にもこの型について記事を挙げているのでご覧下さい。
では早速。
構築
従来の型の課題であった
「誘発の貫通のしにくさ」
「事故率の高さ」
この2点を解消するところから構築をスタート。
カルテシア以外の初動として《マスマティシャン》を採用。闇戦士組やリサイクラーと比較して、後述するデーモンリーパールートを確立しやすい点、気炎対応で初動被りに対応しやすい点を評価。
また、気炎に対応していないカードを最小限に抑えています。
気炎で切る先としてグランギ(魔法使い族)、ルルカロス(水族)、スプリンド(機械族)、アルビオン(ドラゴン族)を採用。
グランギはドロールも含められる点、ルルカロスはスタペリアまで繋がる点を評価。
アルビオンはルベリオンの規制によりアクセスしにくくなった《復烙印》、《烙印の獣》に触れる札として。ガラテアディンギ1枚採用の為、Fの役割も薄くなったのでこちらを優先。
オルフェに関して、カルテシアを噛ませなくてもグランギニョルを成立できるようになったので素引きした際にも起動できるようにメアを2枚に。
ただ、依然として事故要因になりやすいのでこの辺りの枚数は好み。
ドローが強い構築ではあるのでプライム採用もアリですが、極力ネームを削っているの都合上、事故札に成りかねないので不採用。
気炎に対応しない上にg弾く程度の仕事しか出来なさそうな《灰流うらら》《墓穴の指名者》は不採用で、抹殺のみの採用。
EXに関しては性質上、かなり枠がカツカツで採用候補がかなり控えている状況です。
特にディンギとガラテア各種1枚採用なのでかなり気を遣わないと後々苦しくなります。
グランギニョルは展開札として割り切り、リクルート先は不採用です。そもそも光属性なので出しにくい枠に割く余裕がないです。
サイドにアーゼウスを刺すぐらいはアリかもしれませんが抜くカードもないのが悩みどころ。
サイドに関しては、ある程度は気炎及び、カルテシアと噛み合う様に誘発をチョイスしていくのが理想ですが、環境の変遷が早い事、またある程度は魔法罠に頼っていく必要がありそうなので深くは言及しないことにします。
候補としてはウイルス系の通りが良さそうなので入れてもいいかもしれません。
素引きしたくないカードが以前にも増して増えたのが懸念点ですが、安定性を重視した構築じゃそもそも出力不足なので多少は無理をしないといけないかな、という印象です。
《憑依覚醒-デーモン・リーパー》について
《グローアップ・バルブ》1枚からレベル6シンクロを立てられるルートの事です。
バルブをアニマに変換→自身効果で蘇生する事により場に「魔法使い族」と「地属性」を揃えリーパーをss、自信効果によりバルブを蘇生してシンクロ召喚…というのが流れ。
このギミックで《ドロドロゴン》を捻出+【深淵の獣】を絡めてベアトによる盤面強度を上げる事が可能なのではと考え採用。
また、従来から【オルフェゴール】の初動としての活躍が見込めていた《マスマティシャン》が地属性+魔法使いであるという点が他初動札より噛み合うので再雇用。
ただ、場での融合しか出来ない為、あくまでも展開補助程度と言う点は念頭に置いてください。
ここからこのギミックを絡めて取れる選択肢について解説します。
【深淵の獣】ルート
ドロドロを作る過程で使用したアニマをコストに【深淵の獣】をss→ベアトをxs→ベアトef(ドロドロ切る)→ティアラを墓地へ→ティアラefドロドロを素材にグランギ→トロイメアを墓地へ
この初動の利点は、グランギニョル初動の欠点であった展開途中でギルスを使う都合上、相手のターンに直接ツォンをリクルートしなくてはいけない面をベアトで解決できる点。
択として
・獣をリリースしてルベリオン、ドロドロef→グランギfsや、ティアラが起動出来るのならばドロドロリリースしてルベリオン→ティアラef→グランギfsという択もある事は頭に入れておきましょう。
【ティアラメンツ】ルート
ドロドロef場のティアラと融合→グランギfs→ティアラefドロドロを戻しルルカロスfs→グランギefトロイメアを墓地へ
この初動の利点は、グランギチェーン1、ティアラチェーン2で組む事でグランギへのうららを回避しつつルルカロスが立つので盤面の強度が上がる点。
ただ、ティアラを場に捻出する必要があるので要求値は高めです。
後手だとハゥフを起動出来る可能性があるので貫通札としてそれなりに活躍は見込めます。
展開について
依然として択がかなり多いのでケースバイケースですが基本的なプランを解説します。
《烙印の気炎》始動
基本的にはオルフェを優先に切りますが、ティアラを握れている場合はティアラを優先する場合もあります。
ティアラから入る場合はティアラでルルカロスを切りつつカルテシアサーチ→ティアラ効果でルルカロスを切ってティアラefスタペを生成→カルテシアns手札のオルフェを素材にグランギ→そこからサロニorメアorドロドロの択になります。
《赫の聖女カルテシア》始動
基本的にオルフェを素材で良いと思いますが、この辺も獣やティアラの持ち方によって変わります。
ティアラの場合はティアラチェーン1、グランギチェーン2で組むことによりドロドロ落としつつルルカロスという択も。あくまでもオルフェが他手段で墓地に用意できる場合の選択肢ですが。
墓地に用意出来ない場合はうらら避けつつスタペを作ってメアを落とすのが基本的な展開です。
《マスマティシャン》始動
基本的にオルフェは落としません。深淵の獣を抱えている場合はバルブを優先、カルテシアを抱えている場合はティアラ、上記でなければオルフェ。
こんなイメージです。
ただ基本的にカルテシアで動けるのならカルテシアから入ったほうが強いのであくまでも素材がない時の初動になります。
初動に関してはザッとこんな感じです。
ロングゲームになりがちな構築なのでプレイ難度高めですが、解説する事は出来ません。
各自頑張ってください(投げやり)
採用候補
最後に軽く触れます。
ガラテア2枚目及び、ロンギルス…リソース面に強くなるので欲しいところではありますが枠がない為不採用。ガラテアに限ってはバリケイドと入れ替える形では採用圏内。
リンクリボー(スパイダー)…ギルストークンを変換出来ますが、ギルススタートが弱いので割り切って不採用。蜘蛛は地属性なのでリーパーになりますが魔法使いであることの方が重要なので不採用。
マスカレの出先…枠がない為ユニコーンのみ。
グランギの出先…主にプロスケルルワ。光なので基本捻出出来ないので不採用。
シンクロ体…アンヘルルーラー。オルフェにおけるルーラーは弱いと思っているために不採用。アンヘルはアリ。
以上です。
好みで色々変えて見てください。
総括
いかがでしたでしょうか。
勇者型、スクラップ型、恐竜型、スモワ型等をある程度検討はしましたが、この型が1番しっくりきました。
斬機や勇者シンクロと言った深淵の獣が通りやすい構築が再び台頭してきたので、ある程度見れる対面は増えましたが、依然としてクシャやピュアリィと言った苦手な対面も多く存在しています。
そんな逆風な環境下でも使って下さる方がいれば幸いです。
では。