オルフェゴールを組みたい貴方へ
こんにちは。
今回は世の中の7割を占めると言われている「オルフェゴール」を握りたい方へ向けた記事です。(当社比)
筆者は特段、結果を残している訳ではありませんが初心者向けならお伝えできる事もあるだろうと筆を取った次第です。
エアプじゃないことの証明だけしておきます。
有識者から見るとかなり稚拙かと思いますが、出来るだけ分かりやすく書く努力はするので温かい目で見て頂けるとありがたいです。
では早速。
基本型
回しやすさに重点を置いた構築です。
「オルフェゴール」関連にかなり枠を割いていますが、リソース管理が上手くこなせないと息切れを引き起こすので、慣れないうちは厚めに積んで安定感を確保した方が戦いやすいと思います。
慣れてきたら「空きスロット」の広さを活かし、汎用を増やして対応力を上げていきましょう。
「オルフェゴール」は引きたくないカードで構成されているので枚数が少ない方が手札事故を引き起こし難いです。
余っている枠には誘発や汎用を差し込めば貴方だけの「オルフェゴール」の完成。
展開に関しては、基本的に先手も後手もやる事は変わらないです。
《I:Pマスカレーナ》を盤面に、墓地に《宵星の機神ディンギルス》を成立させておくのが基本的な目指す盤面。
次は「オルフェゴール」のカード群について見ていきます。
オルフェゴールとは
闇属性・機械族で統一されたカード群で先行で1~3妨害+手札誘発を構えつつ墓地リソースを循環させて勝ちを拾いにいく所謂「ミッドレンジ」タイプのデッキです。
後述する《宵星の機神ディンギルス》を最も上手く扱えるテーマであり、明確なキルルートも存在しています。
また、拡張性が高いのも強み。
「閃刀姫」に加え「幻影騎士団」「SR」辺りや「トリックスター」と組んでいた時期もありました。
最近だと展開に振り切った「スクラップ」型が有名ですかね。
ここまで聞くと強そうに見えますが、基本的に誘発が全て通ります。痛くないのは精々ドロバくらい。
つまり、環境トップを意識したメタに勝手に引っかかります。
そんな可愛い所もある彼らを個別に見ていきましょう。
《オルフェゴール・トロイメア》
墓地から除外し、場のモンスターを対象に発動。デッキから闇・機械を墓地に落としそのレベル×100パンプアップ。
落とせる範囲がかなり広いので《機巧蛇-叢雲遠呂智》を落としワンショットを狙いにいける点や《星遺物-星杖》を落としリソース回復の担保をするなど役割は多い。
打点上昇効果のおかげで《オルフェゴール・バベル》が存在していればダメステに効果を発動出来るので《灰流うらら》を躱して起動が可能。
実はリンクモンスターとの戦闘で破壊されません。
《オルフェゴール・ディヴェル》
最近釈放されたカード。展開の要。
墓地から除外して「オルフェゴール」ネームをリクルートする効果を有します。
初動ではこのカードを墓地に送ることを最優先に考えます。
逆に初動以外での役割は薄いので回収する際の優先順位は低め。
余談ですがTCGだと禁止カード指定です。
《オルフェゴール・スケルツォン》
墓地から除外して「オルフェゴール」ネームを蘇生。
基本的に《宵星の機神ディンギルス》や《星遺物-星杖》でリクルートして使いまわしていきましょう。
蘇生効果は対象を取るので墓穴をモロに受けるのがネック。
最初はピン刺しだとリソース管理がかなりシビアになる為、厚めに採用していますが初動に絡まない上に事故要因であることは覚えておいてください。
オルフェゴール全員事故要因では?
《オルフェゴール・カノーネ》
手札に「オルフェゴール」ネームを握っていると2枚初動として活用できます。実はチューナー。
今回は採用していますが、事故要因でもあるので汎用や誘発を増やす際は抜けていきます。
《オルフェゴール・ディヴェル》が3枚帰ってくれば実用圏内かも。
《宵星の騎士ギルス》
名前も効果もモリモリなお兄様の成れの果て。
「オルフェゴール」「星遺物」を墓地に落とす効果、縦列に2枚カードがあるとチューナーになれる効果、他のモンスターがいない時にトークンを生成する効果を持ちます。
基本的には相手のターンに《オルフェゴール・ディヴェル》から引っ張ってきて《オルフェゴール・スケルツォン》を落とす役割を担います。
また、1枚で《オルフェゴール・ガラテア》になれる点も優秀。
ただ引いてしまった場合はスケルツォンを墓地に落とす手段を他で用意しておく必要があります。
返して。
《オルフェゴール・バベル》
「オルフェゴール」における要。
「オルフェゴール」の効果を全てスペルスピード2に変えるという驚異的な効果。
発動後は《墓穴の指名者》や《D・Dクロウ》に対して滅法強くなるので素引きした場合も真っ先に貼っておきましょう。
また先行展開において《オルフェゴール・ガラテア》で真っ先に拾いに行くカードです。
ちなみに《星遺物-星杖》は対象外なので墓穴が飛んできます。
《オルフェゴール・プライム》
闇深いイラストで有名。
「オルフェゴール」か「星遺物」モンスターを切って2ドロー。
引いてしまった「オルフェゴール」を切れる他、《灰流うらら》の貰い先になってくれます。
強いカードではありますが事故要因である点と複数枚引いた時に邪魔なので「オルフェゴール」の枚数と一緒に調整していきましょう。
《オルフェゴール・クリマクス》
最強カウンター罠。
モンスター効果、魔法、罠の発動を無効にして除外する効果、除外すると除外orデッキの闇属性・機械族を回収できる効果を有します。
《増殖するG》を貰ったときはガラテアで引っ張ってくる止まりどころになります。
ただ1ターンに発動できる効果は片方のみな上、墓地効果発動後は闇属性・機械族しか特殊召喚できない強烈な縛りが付くのでご利用は計画的に。
《オルフェゴール・ガラテア》
「オルフェゴール」における潤滑油。
リソース回復+《オルフェゴール・バベル》や《オルフェゴール・クリマクス》をセットする役割。
返す先は基本的に《星遺物-星杖》、次点で《オルフェゴール・トロイメア》がオススメ。
地味に戦闘破壊耐性があるので覚えておくと助かる場面もあるかも。
絶賛制限指定。返して。
《オルフェゴール・ロンギルス》
お兄様。
《I:Pマスカレーナ》で出す択。
除外されている機械族を2枚デッキに返すリソース回復能力と、リンク状態のモンスターを対象を取らずに墓地に送る除去効果を併せ持つ。流石お兄様。トロイメア軍団を単騎で滅ぼしただけの事はある。
つまり右端以外は全てロンギルスの除去範囲になるという事です。
更に言うとあくまでも「リンク状態」であれば良いのでロンギルスが絡んでいなくても相手のリンク先にモンスターがいればその2枚も対象になる。
墓地送り効果もオマケなので送る先がいなくてもリソース循環に関わることも出来ます。
ただ、効果使用後は殴れなくなるので《アクセスコード・トーカー》や《宵星の機神ディンギルス》に変換してライフを詰めに行きましょう。
《宵星の機神ディンギルス》
正規召喚はしません。「オルフェゴール」リンクモンスターの上に重ねるだけです。
《ギガンティック・スプライト》に真似されました。許せませんね。
効果は全て「特殊召喚」に反応するので墓地からの吊り上げで起動します。
「対象を取らない墓地送り」という最高峰の単体除去性能と除外されている機械族を素材に加える効果を持ちます。
「墓地送り」に目が眩みがちですが多用するとリソースが枯れてジリ貧に陥るので基本的には素材として回収する効果を優先しましょう。
《星遺物-星杖》
厳密には「オルフェゴール」ではありませんが展開に大きく絡むカードなので。
除外して「オルフェゴール」を特殊召喚。リソース回復に大きく貢献するカードです。
ガラテアやロンギルスで優先して返しましょう。
また、引いてしまった際に切る札としての優先度も高いです。
とりあえず墓地に置いておくことを意識すると展開がしやすくなります。
余談ですがギルスが星杖落とすの原作再現感があっていいですよね。
厳密には違いますけど。
以上がオルフェゴールのカード群です。
カウンター?アタック?アインザッツ?なんですか?新規ですか?
総括
いかかでしたでしょうか。
カード紹介だけで3000字超えてしまった…。
次回以降は展開例や相性の良いカード関連をお話しできればいいなと思っています。
では。