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AirPodsで健康管理

アップルがワイヤレスイヤホン「AirPods(エアポッズ)」に補聴器や体温計、姿勢のモニター機能などを追加し、健康管理に役立つ機器にすることを検討している。スマートフォン「iPhone(アイフォン)」を使ってうつ病や認知機能低下の診断を支援する技術の開発に取り組んでいることを以前記事にしたがいよいよ具体的に開発が始まっている模様。売り出されれば、利用者のすそ野が飛躍的に広がることも考えられる。米食品医薬品局(FDA)が来年まとめるとみられる新たな規制では、軽度から中程度の難聴を対象にした比較的低価格の補聴器を消費者に直接販売することが認められる予定である。多種多様化する世界の中で対応できる製品を次々に開発していく。一人勝ちの予感もするアップル社。売り上げも絶好調のようだ。

AirPodsとは

米国アップル社のワイヤレスイヤホン。イヤホンマイクの機能をもつほか、本体をタップすることで音声アシスタントのSiriを利用できる。2016年9月7日の新製品発表会で、iPhone 7と共に発表された。いまだに人気が衰えることはない。フタを開けるだけでペアリングが完了し、iPhoneからバッテリー残量も即座に把握、電源のオンオフも不要など、他のBluetoothイヤホンと比べても、便利な機能が多い。はじめにiPhoneと接続したあとは、同じiCloudでサインインしているデバイスにも自動的にAirPodsが追加される。

売り上げ

Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods」による売り上げは、2019年は60億ドル(約6600億円)に達し、2020年には販売数8500万台、売り上げはAppleの予想年間総売上の3.5%前後を占める150億ドル(約1兆6000億円)に達した。



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