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【私の中には悪魔がいる】


今日は私の話をしようと思う。
私はこれまで極力自分について話すことを避けてきた。

自分のことを他人が知ったところで
他人に良い影響は与えないと思ったからだ。

しかし、持っているものは、いつか出さないといけない。

私の中にある"ソレ"をいつまでも留めておくわけにはいけない。

『人生は流れであり、古いものを外に出さなければ新しいものはやってこない』

次のステップに行くためにも、これは外に出す必要がある。

これは私自身のための投稿ということで暖かく見守って欲しい。

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私の中には、別の人格がいる。
それはとても暗く、苦しく、重たいものである。
目をつぶれば、とても恐ろしい悪魔のような顔が見えるし、勝手に喋り出すこともある。

この人格が本当に生命として宿っているのか、解離性障害のような病気なのか、それはわからない。

しかし、確実に私の中にいて、それは私の自我とは違うものだと言うものを感じている。

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この悪魔のようなものを認識始めたのは
20歳を超えてからだろうか。

それ以前にもずっと悪魔はいたのろうが
私と悪魔が一体化していたため気づかなかった。

そもそも、悪魔なんて存在するかなんて考えたことすらなかった。

私の中に悪魔がいるのではないか、そう思い至った経緯について話そう。

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それは私の中の悪魔を認識し始めた何年か前の
高校時代

私は様々なストレスによりパニック障害を発症した。
卒業して働き始めても、パニック障害は治らず、仕事が終わって夜になると、よく散歩に行ってパニックになっていた。

普通の人とは違うのは、私は意図的にパニック発作を起こせるということ。

発作を起こそうと思えば、起こせるし、我慢しようと思えば、ある程度は我慢できる。

しかし、ダムと同じように、あまりにも負の感情が溜まりすぎるとダムが決壊してしまい
コントロールが効かなくなることもあった。

過呼吸になり、吐き気がして、1人では動けない、そんな時が何度もあった。

その仕事を辞めて、別の仕事に移っても
パニック障害は治らず、
自転車 通勤さえ難しい時もあった。

このパニック障害も、ダムの水と同じように、
出し続ければ、いつかは無くなる。
そう思い、人のいないところで、意図的に発作を起こしていた。

それは死ぬほど苦痛で、時折感じる闇は、深く、暗く、とても恐ろしい。
悲しいのに、涙が出ない。
その代わりに、耐え難い強烈な吐き気と不快感を伴った。

一時期は歩くことさえ困難で、起きている間は常に車酔いをしているような状態だった。

『この発作を出し続ければ、いつか体が楽になる』そう信じて、毎日のように発作を出し続けた。

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このパニック発作は、時期とともに症状も変わっていき、

最初の過呼吸から強い嗚咽、強い吐き気、体の力が抜ける、唸り声をあげるなど様々な症状が現れた。

そして、それを続けて20歳を超えたあたり、
自分の中に自分とは違う人格が現れた。

と言うよりも、もともと1つだったものが引き剥がされて分裂したと言う方が正しいのだろうか。

"ソレ"はとてもおぞましく、苦しく、重たい、この世のすべての闇を凝縮したようなもの。
"ソレ"に意識を置くと勝手に口が動き喋り出したりする。

この頃から悪魔を認識し始めた。

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意識すれば、勝手に口が動いてしゃべるわけだが
自分がしゃべっていると言う感覚は無い。
咳と同じで、勝手に出てくるそんな感じだ。

最初は「ククラシアケケラシア」「クククくくキキキきき」など意味不明な言葉ばかりだったが、
時が経つにつれて

「殺して」「殺す」「苦しい」などと言う言葉も発し始めた。

最近では「俺は」などの1人称を使い始めている(私は普段俺と言う1人称は使わない)

目をつぶれば、ギョロっと見開いた目に、不気味な笑みを浮かべる口、
あまりにも頻繁に見えるので、発狂しそうになったこともある。

............................................................................................これに似た病気で、トゥレット症がある。
トゥレット症は悪魔の病気と言われていて、

自分の意思とは関係なく突然「ワッ‼︎と」叫んだり、手を動かしたり
まるで、悪魔に取り付かれたかのように体が勝手に動いてしまう病気だ。

私の症状もトゥレット症と似ているが、
私の症状はパニック発作と同じく、ある程度はコントロールできるのだ。

自分の中に重たい存在を感じたり、目をつぶったときに、怖い顔が見えると言うのもトゥレット症とは違う

その症状は、昔に見たバラエティー番組のエクソシスト特集で
悪魔に取り付かれた人のように、勝手に叫び出し話しだしたりするのだ。

頭では悪魔がいないとは思っていても、実際にその症状を見ると、自分は悪魔に取り付かれているのではないかと思わざるを得なくなった。

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私の症状を解決するために、いろんな方法を試した。

先ほども言った通り私の体の中の"ソレ"に意識をおかない限りは、発作が起こらないわけだが。
意識しなくても不快感と言うのは常に感じている。

首を締め付けられ、肩に重たい感覚がのしかかり、心は刺されるような苦しみを常に感じている。

そして、それを外に出そうとすると、おのずと発作が起きる。

これを解消するために、瞑想や気功法を学んだが、瞑想や気功も体の内側を意識するものなので、やはり吐き気が出てしまい、初期の頃はとても苦しかった。

瞑想をしては気持ち悪くなり、トイレで吐いて、また瞑想して吐いて、それを1日に何十回も繰り返したこともあった。

気功も体を意識しただけで、うめき声を上げるほどだったので気を回すこともままならなかった。

楽しいことを考えたり、向上心を持ったりすることも同様に気持ち悪くなるので、まさに八方塞がりと言う状態、自分で自分を拷問しているような感じだった。

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この症状は、いまだに解決できずにいる。
まだ悪魔は体の中にいる。

私は"彼を"リーシュと呼んでいる
"彼に"名前を聞いた時そう答えた気がするのだ。
(苦し紛れに発した音がそう聞こえたのかもしれない)

訓練を続けるうちに、彼と話せるようになってきた。
といっても、まともに会話できる状態ではなく
カオスの中にあって、もはや自分が何をしているのかもわかっていないようだ、、

彼と話す時の私は冷静だが、同時に彼の激しい苦痛を感じる。


彼が悪魔なのか、それとも別のものなのか、あるいは解離性障害のような病気なのか、
それはわからない。

少なくとも、私にとっては私とは別の存在のように感じる。

これを書いてる今も胸と背中あたりが苦しい。

しかし、パニック発作が起こった高校時代に比べたらだいぶ進展したことを感じる。

ちょっとずつ訓練していく中で
できることが少しづつ増えてきた。

加減すれば瞑想や気功もできるようになったし
楽しいことも考えられるようになった。
その結果、人生も好転し始めた。

できることが増えて、10年以上も忘れていた安心感や幸せを思い出した。

昔の私なら彼を冷静に見ることはできなかっただろう、そんな余裕は私にはなかったし、
彼ののこと理解することはできなかっただろう、
今はわずかな余裕をもって彼の痛みを解決してあげたいと思うようになった。

彼のおかげで、成長できた部分もあると思うし
学んだことも多いと思う。
でも、もうそろそろお互いに自立しなければいけない。
そんな風に感じている。

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長くなってしまいましたが、これを読んでくれてありがとうございますm(_ _)m

もしこれを読んで、似たような境遇がある人
これよりも、ひどい状況の人がいたら
コメントください!一緒に頑張りましょう!
そうじゃない人は
こんな人でも何とか生きてるんだなぁと
自分に自信を持ってください(笑)

あきらめなければ、好転することもありますV

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