高度多機能酵素TM1270の機能および構造解析Thermotoga maritima

哉百名

2024年12月24日 11:59

最近閲覧された記事close modal

https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acscatal.4c05275

ACS Publications. 最も信頼されている最も引用されている Most Read

Journal Logo

Get e-Alerts

Cite

Jump to

Research ArticleDecember 11, 2024

Functional and Structural Analyses of a Highly Multifunctional Enzyme TM1270 from the Hyperthermophile Thermotoga maritimaClick to copy article link

宮本哲也*新田俊平本間博史伏信伸也*

Access Through YourInstitutionHiroshi HommaShinya Fushinobu*

Access Through Your Institution

Other Access Options

Supporting Information (2)

ACS Catalysis

Cite this： ACS Catal. 2024, 14, 24, 18817-18830

https://doi.org/10.1021/acscatal.4c05275

Published December 11, 2024

Request reuse permissions

Article Views

397

Altmetric

Citations

Learn about these metrics

Abstract

Abstract Image

超好熱菌Thermotoga maritimaは、典型的なアラニンおよびグルタミン酸ラセマーゼを持たないが、d-アミノ酸代謝酵素およびl-およびd-アミノ酸代謝に関連する多機能酵素を有する。興味深いことに、本研究では、この生物に由来する1つのPLP fold-typeI酵素であるTM1270が、アミノ酸ラセマーゼ活性、シスタチオニンβ-リアーゼ活性、セリンデヒドラターゼ活性、スレオニンアルドラーゼ活性、アスパラギン酸4-脱炭酸酵素活性、アミノ酸アミノトランスフェラーゼ活性という6つの異なる酵素活性を持つことを見出した。これら6つの酵素活性について、基質特異性、pH依存性、温度依存性、速度論的パラメータなどの特性を明らかにした。β-リアーゼ活性は、速度論的パラメータに基づくと、6つの活性の中で最も高かった。さらに、Lys202とシッフ塩基を形成するピリドキサール5′-リン酸の内部アルジミン体を持つTM1270の結晶構造を決定した。結晶構造と変異解析の結果に基づいて、6つの酵素活性の反応機構を提案した。

Subjects

what are subjects

Bacteria

Monomers

Peptides and proteins

Phosphates

Theoretical and computational chemistry

Keywords

what are keywords

d-amino acid

multifunctional enzyme

racemase

lyase

aminotransferase

dehydratase

aldolase

Theremotoga maritima

この記事を読む

この記事にアクセスするには、以下の利用可能なアクセスオプションを確認してください。

所属機関を通じてのアクセスをお勧めします

所属機関を通じてこの論文にアクセスできる可能性があります。

機関を通してのアクセス

購入アクセス

この論文を48時間お読みいただけます。ACS IDを使用するか、ゲストとして以下をチェックアウトしてください。

購入アクセス

ゲストアクセスに戻す

ログインしてアクセスする

この記事を購入したことがある場合、またはACSメンバー特典をお持ちの場合は、ACS IDでこの記事にアクセスすることができます。以下からログインしてください。

ACS ID でログイン

Supporting Information

Supporting Information は、https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acscatal.4c05275 から無料で入手できます。

TM1270の純度と4次構造、TM1270の6つの異なる活性の速度曲線、サイズ排除クロマトグラフィーとSDS-PAGE、PLPフォールドI型酵素の系統樹、結晶学的データの収集と精製統計、本研究で使用したプライマー (PDF)

結晶学的データ (CIF)

cs4c05275_si_001.pdf (463.87 kb)

cs4c05275_si_002.cif (734. 12 kb)

高度多機能酵素TM1270の機能解析と構造解析

views

downloads

Skip to figshare navigation

1サポート情報：超好熱菌Thermotoga maritima由来高度多機能酵素TM1270の機能・構造解析宮本哲也1*, 新田俊平2, 本間浩1, 伏信真也2,3*1北里大学大学院薬学研究科（〒108-8641 東京都港区白金5-9-1）； 2東京大学大学院工学系研究科生物工学専攻（〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1）、3東京大学微生物学研究所（〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1）： miyamotot@pharm.kitasato-u.ac.jpShinya Fushinobu: asfushi@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp

2図S1. TM1270の純度と4次構造 a, 精製したTM1270（2μg）とその変異体（(b) Y106F, (c) Y51F, (d) R53A, (e) R53K, (f) K202A, (g) W108P, (h) K231Y, (i) V330Y）を12%ゲルのSDS-PAGEで解析した。TM1270（4μg）を8％ポリアクリルアミド分離ゲルで分離した。Markerac9729kDa6645bMarkerY106FTM127020MarkerY51F9729kDa6645209729kDa664520dMarkerR53A9729kDa664520eMarkerR53K9729kDa664520Markerfh9729kDa6645gMarkerW108PK202A20MarkerK231Y9729kDa6645209729kDa664520iMarkerV330Y9729kDa664520jMarkerTM1270242146kDa66

利用規約を拡大する

ほとんどの電子サポート情報ファイルは、ACS Web Editions の購読がなくてもご利用いただけます。このようなファイルは、研究利用のために論文ごとにダウンロードすることができます（該当する論文にリンクされた公共利用ライセンスがある場合、そのライセンスは他の利用を許可する場合があります）。その他の利用については、RightsLink許可システムhttp://pubs.acs.org/page/copyright/permissions.html。

Cited By

この論文はまだ他の出版物に引用されていない。

ダウンロード PDF

パートナー

Atypon Chorus Cope 出版倫理 Project Counter Crossref 類似性チェック Orcid Connecting Research and Researchers Portico デジタル保存サービス

ACS Publications

1155 Sixteenth Street N.W.

American Chemical Society

About

ACS Publications

ACS & Open Access

ACS Membership

ACS Publications Blog

Resources and Information

Journals A-Z

Books and Reference

Advertising Media Kit

Institutional Sales

ACS Researcher Resources

ACS Publishing Center

Support & Contact

Help

Live Chat

FAQ

Connect with ACS Publications

この

ウェブサイトは、お客様の利便性向上のためにクッキーを使用しています。本サイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意したものとみなされます。ACSのプライバシーポリシーを読む。続ける

高度多機能酵素TM1270の機能および構造解析Thermotoga maritima

いいなと思ったら応援しよう！