EFFECT of a single rectal fecal microbiota transplantation on clinical severity and fecal microbial communities in dogs with chronic inflammatory enteropathy
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Wiley Online Library
Journal of Veterinary Internal MedicineVolume 39, Issue 1 e17264
STANDARD ARTICLE
Open Access
EFFECT of a single rectal fecal microbiota transplantation on clinical severity and fecal microbial communities in dogs with chronic inflammatory enteropathy
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jvim.17264
ホルヘ・ペレス＝アッキーノ、マズダク・サラバティ、ローラ・グレンディニング、シルケ・サラバティ・シュミッツ
初出：2025年01月08日
https://doi.org/10.1111/jvim.17264
セクションについて
概要
背景
糞便微生物叢移植（FMT）は、犬の慢性腸症（CE）の治療法として提唱されてきた。しかし、これまでのところ短期的な臨床効果しか報告されておらず、微生物叢への影響については未解明のままである。
仮説・目的
好ましい微生物叢の変化を伴うと推定される場合、1回のFMT浣腸がCE犬の臨床的改善につながるかどうかを評価する。FMT製剤を保存する際の凍結保存剤としてのグリセロールの効果も評価した。
動物
健常ドナー犬2頭からFMTを受けたCE犬7頭。
材料と方法
6頭は1回、1頭は3回連続してFMTを受けた。犬慢性腸疾患臨床活動指数（CCECAI）および糞便サンプルをFMT前（0日目）、FMT後7、30、90日目に採取した。サンプルは10％グリセロールとともに、またはグリセロールなしで保存した。微生物叢のシークエンシング（16S rRNA、Illumina）を行い、認められた解析パイプラインで比較した。
結果
FMT前のCCECAIの中央値は以下の通りであった。