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胃の中の蝶:彼らは何を伝えたいのか?


胃の中の蝶:彼らは何を伝えたいのか?

https://www.microbiologiaitalia.it/batteriologia/farfalle-nello-stomaco-cosa-vogliono-dirci/

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023年1月13日


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ジュリア・ケース

はじめに:胃袋の中の蝶はただのことわざ?
胃袋の中の蝶は、単なる言葉ではありません。消化器官など体の深部にある器官だけは、「スマート」な薬のおかげで、身の回りのものをすべて拾うことができることがわかったのです。温度計、圧力計、酸度センサーを搭載した錠剤です。ローマ・サピエンツァ大学心理学部とIIT Neuroscience and Society研究室の協力のもと、まさにこのテーマを扱ったイタリアの研究がiScience誌に掲載されました。

胃袋の中の蝶:消化器系

図1 消化器系[出典:Wikipedia].
スマートピルズ
アレッサンドロ・モンティが率いる研究チームは、この分野でこれまで用いられたことのない極めて革新的な方法を採用しました。体温計、血圧計、酸性度センサーを搭載した小型のスマートピルを使用することで、胃や腸に負担のかかるプローブを使用することを回避しました。この錠剤は、研究参加者が通常の錠剤と同じように摂取した。

そこで研究チームは、「スマートピルズ」と呼ばれる新技術を活用し、被験者の胃腸の生理的パラメータを無線でモニターしました。参加者(健康な男性被験者)には3Dバイザーが装着され、あるときは自分に似ていて、あるときは異なる仮想の身体が映し出されました。錠剤が腸の3つの主要な部位(胃、小腸、大腸)を移動する際に、視覚刺激を3回繰り返した。

限界と結論
その結果、胃や腸の活動のあるパラメータ(温度、圧力、pH)が、被験者のさまざまな意識状態と関連していることがわかりました。

この研究では、男性のみを対象としているので、均質なサンプルとなっています。しかし、男性は女性に比べてボディシグナルにあまり注意を払っていないようです。このため、今後の研究では、得られた結果を改善および/または確認するために、より異質なサンプルを考慮する必要があります。

情報源
Ansa.co.jp
アイサイエンス
画像クレジット
画像:Flickr.com
図1: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Digestive_system_diagram_it.svg

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