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慢性消化器疾患の猫における糞便微生物叢移植に対するマイクロバイオームの反応

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慢性消化器疾患の猫における糞便微生物叢移植に対するマイクロバイオームの反応

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37756083/






Connie A Rojasら、Vet Sci.
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引用

要旨
小動物医療における糞便微生物叢移植(FMT)の応用に関心が高まっているが、家猫(Felis catus)におけるその効果を検証した発表研究はほとんどない。ここでは、経口カプセルで送達される凍結乾燥便を用いたFMTを受けた慢性消化器疾患の家猫46頭の糞便マイクロバイオームの変化を、16S rRNA遺伝子配列決定法を用いて検討する。糞便サンプルは、50カプセルの全コース終了前と終了2週間後にFMTレシピエントから、またその便ドナー(N = 10)および他の健康な猫(N = 113)から採取された。FMTレシピエントの糞便マイクロバイオームは、宿主の臨床症状やドライキブルの消費量によって変化し、FMT後にClostridium、Collinsella、Megamonas、Desulfovibrio、Escherichiaの相対的な存在量の変化が観察された。全体として、ドナーはFMTレシピエントと細菌アンプリコン配列変異体(ASV)の13%を共有し、最もよく共有されたASVはプレボテラ9、ペプトクロストリジウム、バクテロイデス、コリンセラに分類された。最後に、下痢の猫の糞便マイクロバイオームは、便秘の猫と比較して、年齢をマッチさせ、食事をマッチさせた健康な猫のマイクロバイオームとより類似していた。全体として、FMTに対するマイクロバイオームの反応は、FMTレシピエントの最初の臨床症状、食事、およびドナーのマイクロバイオームによって調節される可能性が示唆された。

キーワード FMT;抗生物質;下痢;家猫;ディスバイオーシス;糞便マイクロバイオーム;糞便移植;腸内マイクロバイオーム;嘔吐。

助成金
AB-1001/アニマルバイオーム
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