免疫療法抵抗性の転移性黒色腫患者に対する糞便移植: 症例報告
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症例報告
免疫療法抵抗性の転移性黒色腫患者に対する糞便移植: 症例報告
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37727718/
アウロ・デル・ジリオほか、World J Clin Cases. 2023.
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引用
要旨
背景 免疫療法は転移性黒色腫の治療に革命をもたらしたが、依然としてかなりの割合の患者が治療抵抗性を経験している。糞便微生物叢移植(FMT)は、腸内細菌叢を調節することにより免疫療法耐性を克服する潜在的戦略として浮上している。
症例要約:免疫療法抵抗性の転移性黒色腫の57歳男性に、抗プログラム死リガンド1(PD-L1)免疫療法(ペムブロリズマブ)とFMTを併用した症例報告を行う。この患者は、複数の治療法に失敗した後、免疫療法に奏効した女性転移性黒色腫ドナーの糞便を用いた大腸内視鏡によるFMTを1回受けた。FMT後、患者は皮下病変の減少という効果を示し、その後残存病変を除去する手術を受けた。その後、切除した小腸に再発がみられたが、本稿執筆時点では黒色腫の再発を認めず、ペムブロリズマブの投与を継続している。
結論 われわれの患者において見られた、有意な毒性を伴わない良好な臨床効果と長期にわたる効果は、免疫療法抵抗性のメラノーマを有する同様の患者において、この治療法を考慮すべきであることを示唆している。
キーワード がん;症例報告;糞便微生物叢移植;腸内細菌叢;免疫療法抵抗性;黒色腫;転移性黒色腫。
著者は2023年 白水堂出版グループ株式会社発行。無断複写・転載を禁じます。
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症例報告
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