「小説書く」④
小説を書こう!と思い立ってからは、自室に籠り、当時の日記や自分の記憶を頼りに執筆していた。
これはあくまでも私小説で、だれに読んでもらおうとしているわけでもなく、ただ自分の自己満足のために書いていた。
ある日、小中と同じ学校だった親友と食事をしているときに突然、「小説とか書いてそうだし、書くの上手そう」と言われた。私は親友に言い当てられて驚き、「実はちょっと書いてるんだよね」と打ち明けた。
親友はそうなんだと言い、「私本読むの苦手だから、完成しても読まないからね」と言われてしまった。しかし私はなんだか少し安心し、自分の思うままに書いてみようと改めて思った。
私は毎日のようにコツコツと書き進め、現在総文字数は3万字を超えた。
書き始めたころと違い、大学の課題やアルバイトがある日も多いため、書くことができる日はそう多くないが、今も少しづつ書き進めており、大学を卒業する約2年後には書き終えたいと思っている。
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