とある国の短期留学体験記 〜エレベーターの話〜
こんばんは。みみおわです。
書きたい欲が溜まってうずうずしてたので、本日二記事目ですがお付き合いいただければ幸いです!
ではさっそく本編へ〜今回は留学先のエレベーターのお話です。
初めてのエレベーター事件@寮
エレベーターといえば!
日本ならちゃんと点検が行われていて、余程のことがない限り(例えば地震とか)、止まったりしないイメージ。
というのが普通の考えだと思います。
しかし、この国に来てエレベーターとは、という考えたこともなかったことを考えさせられる日が訪れたのです。
寮滞在して数日も経たない頃。
わたしの部屋は7階でした。エレベーター、当然初日から使ってました。
ある日、授業から帰宅すると、何やらエレベーターに張り紙が。
わたし「…(読めない)」
そう、わたし留学生なのに初学者でその地の言語、ほとんど分からないまま飛び込んで来ちゃったんです。
(今思うと果てしなく無謀、無謀過ぎる。。。)
とりあえず、エレベーターの前に貼ってあるから、エレベーターに何かあったのだろう。階数表示も消えてるし。
ルームメイトに聞くと、だいたいいつも1週間くらいで治ってるよー、とのこと。
待つか。その間、階段な。
一方、学校のエレベーターは
学校のエレベーターは更に変わっていた。
学校のエレベーターは三台。大きいものが一台、小さいものが二台。
乗ると中に張り紙がしてある。
留学生が多いにも関わらず、大抵その地の言語でしか留学生向けの案内もない不親切なお国柄。
しかし、そんなお国柄でも、エレベーターの張り紙はちょっと異なった。
英語が書いてある。その内容はというと…
張り紙「小さいエレベーターは4人以下で乗ること。大きいエレベーターは5人以上で乗ること。さもなくばその場で停止する。」
なんと、停止とは。続きがある。
張り紙「*停止した時の対処法* 1.最上階か最下階のボタンを連打する。 2.そうすればどちらかの階に到着するので、脱出できる。」
なんかぶっ飛んでる。だいぶぶっ飛んでる。
じゃあ大きい方のエレベーターにはなるべく乗らなければいいよね!小さい方ならちゃんと動いてくれるもんね!
と高を括っていたわたし。
その後事件は起きます。
うっかり閉じ込められる
その日はたまたま他のクラスの学生が多くいて、大きい方のエレベーターに乗ってしまった。
わたしの教室は11階。そこにいた学生全員が大きい方のエレベーターに乗り込んだ。
7階で降りていく学生たち。残されたのはわたし一人。
わたし「(あれ、これはまずいか?いや、なんとかなるだろう、あと少しだし…)」
…
……
………うん!動かない!!!
7階より上の階に行く学生がわたしだけになった結果、エレベーターは扉を閉じた後、止まってしまったのだった。
いつも読んでいた張り紙を再度熟読して対処するわたし。とりあえず13階と1階を連打してみた。
すると上に上がっていくエレベーター。
13階でようやく扉が開き、脱出することができた。
当然授業には遅刻、しかし、異国の地で一人、エレベーターと闘うことになるとは。。。
いろんな意味で焦ったのは言うまでもない。
余談
ちなみにいつもは帰りにクラスメイトと大人数で乗る時以外は小さいエレベーターを使用していた。
その小さいエレベーターもまた、建て付けが悪いのか、扉が閉じても1cm以上の隙間が開いており、扉の隙間から各階が向こう側に見えるのである。(隙間程度ではあるが。)
そしてその小さいエレベーターに5人でぎゅうぎゅう詰めで乗ったことがあるが、普通に1階までたどり着いた。
本当に床抜けなくて良かった。。。
あと、寮のエレベーターは1週間どころか1か月以上直らなかった上に、修理してまたすぐ壊れたようで張り紙がしてありましたとさ。
(留学期間中に寮でエレベーターを使えた日の方がレアでした。)
以上がわたしのエレベーター体験記、
もとい、短期留学のハプニング体験記です!
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