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里芋が苦手な子が喜んで食べたのはシンプルな料理だった
子ども達に好評だったメニューにエピソードを添えてお届けします。名前は仮名ですが、ほぼ実話のエピソードです。
私はお子様のいるお宅で料理代行をしています。
定期的に来る私のことを親戚のように信頼してくださるお客様、友だちのように接してくれる子ども達は、どのおうちの子も可愛くて大好きです。子どもはお世辞や忖度はしない料理の審査員です。食レポや感想はもらえなくても、完食がなによりの高評価。
肌寒くなった秋、ミホちゃんちには里芋がたくさんありました。パルシステムのもったいないグリーンセットが里芋だったり、知り合いの農家さんから送られてきたり、気がつくとママも料理しきれない量になっていました。
私もそうですが、里芋って剥くのが面倒なので料理のハードル高い。がんばって作っても子ども達にはあまり人気がないのが事実。
ようやくミホちゃんが喜んで食べてくれる里芋料理を見つけました!それは
里いももち
▽材料
里芋 好きなだけ
片栗粉 柔らかくしたおいも100gに対して小さじ1〜
焼くための油 適量
▽作り方
柔らかくした里芋を潰して、片栗粉を入れて成形する。油をひいたフライパンで焼く。お好みの味付けで召し上がれ!
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里芋を柔らかくする方法は、いろいろあるのでお好きな方法で。私はレンジ。100g2分を目安にしています。
潰すのもボウルとマッシャーでもいいですが、料理代行先ではポリ袋を使うことが多いです。
ミホちゃんのお気に入りは、のり塩。ボウルや袋に青のりと塩を少し入れて、焼き上がったいももちに絡めます。
もっと食べた〜い!
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みたらしのタレは、ミホちゃんは苦手でしたが、ママがとても気に入ってくれました。レンジで作ると簡単です!
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▽みたらしのタレ(作りやすい分量)
☆砂糖 大さじ1
☆醤油 大さじ1
☆水 大さじ2
☆片栗粉 小さじ1弱
耐熱容器に☆を全て入れる。直前によく混ぜて、ラップなしで600w30秒レンジ加熱。取り出して、よく混ぜてさらに20秒。透明でトロッとしたらOK。白っぽい色だったり、シャバシャバだったら追加で10秒。
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短時間でたくさん作りたい時に便利です。
アイスボックスクッキーみたいですね
里芋をどうにかして喜んで食べて欲しくて、アレコレと工夫して、作った里芋料理はこちら👇
○煮っ転がし、、、まずは定番から。剥くのが大変なのにそんなに食べない
○コロッケ、、、ひき肉、玉ねぎ、人参を甘辛く味付けし、潰した里芋と混ぜたものを丸めて衣をつけて揚げる
○唐揚げ、、、レンチンして皮を剥き、白だしに漬け込み、片栗粉をつけて揚げる
○フライ、、、レンチンして皮を剥き、衣をつけて揚げる
○フライドポテト、、、皮付きのまま、くし切りにして揚げる
どれもミホちゃんのお口には合わなかったようで、小さなひとかけらしか食べられませんでした。(苦手なものも1口は食べるというママとのお約束は守る✨)
手間と時間をかけたものより、シンプルないももちが一番喜んで食べたのです。
たくさんあった里芋は、あっという間にミホちゃん家族の胃袋の中へ、、、
子どもの好みって、不思議ですね!