石井麻木「3.11からの手紙 / 音の声」|なみなみのモノ#17
お店のモノを紹介する #なみなみのモノ #17は、なみなみ選書より石井麻木「3.11からの手紙 / 音の声」です。
石井麻木さんは、タワーレコードで配布している「月刊 風とロック」の撮影なども手がけている写真家です。2011年以降、毎月東北を訪れて写真を撮り続け、写真展『3.11からの手紙 / 音の声』も毎年開催。展示にはライブの写真もあり、the HIATUS、中村達也、東京スカパラダイスオーケストラ、後藤正文、SLANGなど数々のアーティストのライブと想いを感じられる内容になっています。
この本は、2015年秋にタワーレコード渋谷店で開催されていた『石井麻木写真展-3.11からの手紙』という写真展で購入。展示内容が、大げさでなく会場へ入って3歩くらいで動けなくなるくらいに良いものでした。忘れないことじゃなくて、更新していくこと。いろんなことはあるけれど、いまを大事にしていけたらいい、と、自分のことを更新することのできた展示で、非常に印象に残っています。
東京だけでなく、全国各地を巡回しており、札幌でも2018年に開催されていました。お近くで、機会があればぜひ足をお運びください。
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