絵が描けないデザイナーがデッサン教室に通い始めたのでその記録:1
私は絵が描けないタイプのwebデザイナーです。
さらには全て独学・実務を通してやってきたいわゆる叩き上げデザイナーであります。
ただ、絵が描けないなりにこの職業を10年以上続けてこれているので、
「絵描けなくてもなんとかなる」というのを身を以て体感しております。
でもやっぱり、話してる途中に、サササっと手を滑らせてそこそこの絵を描くみたいなのにめちゃくちゃ憧れがあります。
すごい絵が上手くなくても、そこそこのものがサササと描けるようになりたい!
そこで兼ねてからずっと通いたいと考えていたデッサン教室へ!
せっかくなので、その記録を綴っていこうかと。
上手くなっていく過程が見えるといいのだけど・・・。(不安)
ちなみに、私が今回通っているのは、都内にあるアート教室の中の、
「デザイナーのためのデッサン講座」という全8回(週1)の短期講座です。
デザイナーのためのってのにドンピシャで惹かれたのと、初心者向けの入門コースとのことだったので、始めてみるにはちょうどいいかなぁと。
これまでに2回を受講しましたので、今回はその記録です。
1回目
・デッサンの心得
・デザイナーにとってデッサンを学ぶメリット
・道具の使い方
・鉛筆の削り方
・直線をひいてみる
習い事は子供の頃以来で、ドキドキとワクワクが入り混じりすぎてもはや平常心みたいな感じで教室にイン。
穏やかな先生でとてもホッとしました。
最初にデッサンの心得とデザイナーにとってデッサンを学ぶメリットというお話を聞きまして、その中で、
インプットの精度が上がるとアウトプットの精度も上がる
という言葉に、その通りすぎてなるほど感しかない。
次に鉛筆をカッターで削っていくんですが、これが結構難しい。
教室では2本削って、残りは家で削ったんですが、突き詰める性格なのと、元々は細かい作業大好きなので、かなりハマってしまった。
鉛筆削るの楽しい。A4の紙を折って削りカス入れを作ったんですが、これも昔おばあちゃん家行くとみかんの皮入れ用にチラシで作ったなぁって懐かしかったです。
そのほかの道具の説明も受けて、次はいよいよ直線を引く。
これもまた難しい!
いつものように描こうとすると手首が動いて円弧になってしまう。
デッサンで直線を引くには、肩で引く!とのことなんですが、これが慣れていないと、曲がるわ、ふにゃるわで。。。
水平線
垂直線
対角線
2回目
・直線のモチーフを書く
今回からいよいよモチーフを書いて行くことに。
初めてのモチーフはハガキサイズの紙を二つ折りにして立てたものを書きます。
・かるーく直線を引いていきながら、大体のあたりをつける
・あたりがついたら線でしっかりと輪郭をつけていく
・テーブルを表現する水平線を書く
・紙の濃淡を表現するように調子をつけていく
というような流れで書いていったのですが、
どうやら私は強弱とか調子をつけるのが下手で、線に変化がない。
奥行きとかを感じ取りながら書いていくのが大事との先生のアドバイスにも、頭ではわかっているのに、線が一本調子になってしまっていました。
形やバランスは悪くなさそうなんだけど、なーんかリアルじゃない。。。
これって、調子や濃淡つけるの、ぜ〜んぶphotoshopがやってくれてたからかもしれない。。。
私は思いの外機械使いになってしまっているのかもしれない。。。
と思ってしまいました。
この日に書き上げたもの
次の日に家で練習したもの
やっぱり線が1本調子だなぁ。。。
年内はもう教室お休みで次は来年になるので、家で練習するぞ!