芳香剤としてもバスソルトとしても楽しめる一石二鳥なモイストポプリ
モイストポプリとは、フランスでよく作られるポプリの一種。
ガラス容器にバラの花やハーブなどを天然塩と混ぜあわせて寝かせることで、植物の香りを長く楽しむことができます。
天然塩とハーブのコントラストは見た目にも楽しいので、ちょっとしたインテリアにいかがですか?
今回は、香りを楽しんだ後はバスソルトとしても使えるレシピを紹介します♪
モイストポプリの作り方
■用意するもの
天然塩(※1) … 120g
ハーブ ローズレッド … 5g
ハーブ バタフライピー … 5g
ハーブ ジャーマン・カモミール … 5g
用具 … ビーカー、ガラス棒、計量スプーン、電子はかり、フタの閉まる密閉ガラス容器(※2)
※1 天然塩は、岩塩や海水塩などの化学処理されていないものを使用しましょう。
※2 密閉容器は、フタが金属やプラスチック製ではなく、かならずガラス製のものを使用しましょう。塩や精油の成分で、サビや劣化の原因になります。
■精油のブレンド例(1滴は0.05ml)
スイートオレンジ … 14滴
ホーリーフ … 5滴
ベンゾイン … 5滴
▽材料の参考写真▽
① あらかじめ、密閉のガラス容器を煮沸消毒またはアルコールしておく。
フタにゴム製のパッキンが付いている場合は、パッキンを外して使用する(劣化の原因になるため)。
② ビーカーに天然塩を入れて、電子はかりで量る。
③ 精油を②に加え、ガラス棒でよくかき混ぜる。
④ ③の1/5程度を、ガラス容器の底に軽く押さえながら入れる。
⑤ ④に好みのハーブを2〜3つまみ重ねる。
⑥ ④と⑤の作業を交互に繰り返し、層を作る。
⑦最後にハーブを好みの彩りで飾りつけ、フタをする。
モイストポプリの楽しみ方
①出来上がってから1週間程度は、フタを閉めたまま置いておき、香りを熟成させます。
②香りを楽しみたいときは、フタを開けて香りを嗅いだり、部屋や玄関など芳香剤として使用します。
③香りが弱くなってきたら、精油を追加します。ハーブが退色してきたら、新しいものと交換します。
④バスソルトとして使用する際は、お茶パックなどに天然塩とハーブを入れ、湯船に浮かべて楽しみます。
◎注意&ポイント◎
・作ったモイストポプリは、高温多湿や直射日光のあたる場所を避けて保管しましょう。
・残ったドライハーブやバスソルトとして入浴や手浴などに使用する時は、お風呂や洗面器などに着色することがあります。使用後は、浴槽や洗面器をよく洗い流しましょう。