人生いろいろ

これまで主に日曜日に先発、8勝を挙げてきた阪神の才木、雨で23日、日曜日のDeNA戦が中止になった事もあって25日の中日戦に先発する事になった。火曜日は昨年10勝、MVP受賞の村上がこれまで投げていた。平常心でおられないところがあってもおかしくはなかった。

 それが出たのは4回。1死後昨年まで阪神に在籍、自由契約になり中日に移籍、育成枠から這い上がりこの試合3番の板山に中前安打、後細川を3-2後四球、2死後福永も3-2後歩かせ満塁にした。日曜日のマウンドではこういう事はなかった。

 もっともさすが才木であと加藤を3-2後空振りの三振、点は与えなかった。その裏阪神、中日の先発小笠原から無死森下が中前安打で1塁に出たが大山遊ゴロ併殺。後前川遊撃内野安打、佐藤輝右前ヒットで1、2塁としたが梅野遊ゴロ。

 阪神の1試合の平均得点は2.8。中日の2.4に次いでリーグで悪い。5回以後7回までヒット無しで小笠原に4三振。もっともいつもの事で才木、5回以後はいつもの投球で5、6回1死後ヒットの走者を出したが後をピシャリ。

 ところが8回1死後田中に右翼線にヒット、この日試合が行われたマスカットスタジアムはファールグランドが広く、切れた打球がどんどん転がりこの間に田中は一挙3塁。ここで中日、6回の打席でも中前安打の板山。1-1後の3球目を右翼にヒット。田中が帰った。この1点の意味が分かる才木、マウンド上で唇をかんだ。

 その裏中日、セットアッパーの松山。その速い球に1番近本からの阪神3者凡退。中日9回はマルティネス。阪神大山遊直、前川左直で2死の後佐藤左前安打、代打渡邉諒四球で1、2塁としたが代打糸原3-2後の160kmの高目ボールの直球を空振り。11度目の完封負けをきっした。

 死んだ子の年を数えるようだが昨年岡田監督が監督に就任し直後は板山の打撃を買っていてキャンプでも主力にいれていた。それに応えられずオフ阪神を去ったのだがそんな選手に決勝打を打たれて負けた。口には出さないが目すったなんて思うのかな。

令和6年6月26日

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