フェブ

まえがき

今年最初のG1。
頑張って考えました。
対外的に作ったモノではないので、読み物としての面白さはあまりありません。

勝ち馬キーワードと今年の該当馬

①先行して勝つなら芝馬

スタートが芝なので、芝でのテン加速経験が必須。
ただし、楽な単騎逃げには注意。

今年のメンバーでは芝から、
ガイアフォース、カラテ、シャンパンカラー、ドゥラエレーデが出走。

前目4番手以内でレースを進めた実績があるのが、
ガイアフォース・ドゥラエレーデ
ただしガイアフォースは2000でこそ前目のポジションで仕掛けますが、マイル戦は後方から。
ポジションが取りやすいという点で評価はしたいところです。

また、ここまでの戦績を見てハナを主張してきそうな馬は一頭のみ。ドンフランキーですが、ドゥラエレーデがきっちり2番手でマークしてくる馬なので"単騎逃げ"の形は取れないと見ます。

以上より、
ドゥラエレーデ→◎
ガイアフォース→○
それ以外→×

②上がり一位

東京で上がり三位以内orG1上がり一位勝ち切り。

東京に出走経験があるのが、
アルファマム 霜月S 東京1400 1着上がり一位💮
ウィルソンテソーロ 2勝クラス東京1600 1着上がり一位💮
オメガギネス グリーンCC東京1600 1着上がり一位💮
スピーディキック フェブラリーS東京1600🌀
タガノビューティー 武蔵野S東京1600 2着上がり一位💮
ペプチドナイル 赤富士S東京2100 1着上がり一位💮
レッドルゼル フェブラリーS東京1600 2着上がり一位💮

G1の出走経験があるのが、
イグナイター JCBスプリント上がり三位1着🌀
ウィルソンテソーロ チャンピオンズカップ上がり一位2着✨
ガイアフォース 安田記念上がり三位4着🌀
カラテ 🌀
キングズソード JCBクラシック上がり一位1着💮
シャンパンカラー NHKマイル上がり二位1着✨
タガノビューティー かしわ記念上がり二位2着✨
ドゥラエレーデ チャンピオンズカップ上がり三位3着✨
ミックファイア ジャパンダートダービー上がり一位1着
レッドルゼル フェブラリーS上がり一位2着✨
※地方G1と中央G1で評価基準を変えています。

上記💮✨がついていないG2,G3の出走経験があるメンバーでは、
イグナイター G2さいたま杯上がり一位1着🎉
ガイアフォース G2セントライト記念上がり一位1着🎉
カラテ G3新潟大賞典上がり一位1着⛑
スピーディキック G3スパーキングレディC上がり一位2着🌀
セキフウ G3エルムS 上がり一位1着⛑
ドンフランキー G2東京杯上がり二位1着🌀

以上、💮→◎,✨→○,🎉→▲,⛑→△に置き換え、

アルファマム
ウィルソンテソーロ
キングズソード
オメガギネス
タガノビューティー
ペプチドナイル
レッドルゼル

シャンパンカラー
ドゥラエレーデ

イグナイター
ガイアフォース

カラテ
セキフウ

③ローテ

距離短縮or同距離or根岸S上がり四位以内連対。

これは◎か×か。

ウィルソンテソーロ 前走大井2000
オメガギネス 前走京都1800
ガイアフォース 前走阪神芝2000
カラテ 前走中山芝2200
キングズソード 前走大井2000
シャンパンカラー 前走東京芝1600
スピーディキック 前走大井1600
ドゥラエレーデ 前走大井2000
ペプチドナイル 前走京都1800
ミックファイア 前走大井2000
レッドルゼル 前走東京1600

×それ以外

④鞍上

◎継続騎乗or外人騎手に乗り替わり

これも◎か×か

アルファマム
オメガギネス
カラテ
キングズソード
シャンパンカラー
スピーディキック
セキフウ
タガノビューティー
ドゥラエレーデ
ドンフランキー
ペプチドナイル

だがガイアフォースの長岡乗り替わりはダート戦の極意を叩き込むために1月より調教に跨ることを条件にしての乗り替わり。なのでこれは実質継続騎乗。
◎ガイアフォース

×
ウィルソンテソーロ
ミックファイア
レッドルゼル
イグナイター

⑤調教


cwなら4F52秒台orそれ以下
坂路なら加速ラップ4F51秒台


4F54秒以内かつ坂路加速ラップ


ウィルソンテソーロ
オメガギネス
ガイアフォース
キングズソード
シャンパンカラー
セキフウ
タガノビューティー
ドゥラエレーデ
ペプチドナイル
レッドルゼル


アルファマム
イグナイター

×それ以外

⑥特筆調教

トラック調教入念パターンに要注意。
東京仕様の走りがある。

該当かなと思ったのが、ウィルソンテソーロ。
11/4〜12/2(チャンピオンズ期間)トラック3回
12/4〜12/29(東京大賞典期間)トラック3回
12/30〜(フェブラリー期間)トラック4回

中2ヶ月間が空いていますが回数を増やしてきました。内3回がここ2週間、そして4F,ラスト1Fで自己ベストを出しています。

東京仕様、そしてギリギリの仕上げということでここに該当です。

このことは別に今回気合が入った調教をこなしている子に⭐︎をつけていきます。

残りは⭐︎か×か。
⭐︎
ガイアフォース
名手長岡指導のもとダート仕様の走りへシフト。トラックの映像で比べるとよく分かりますが、着地までの打点が高く、足の回転数が上がって(いる気がし)
ます!!!
ソダシを彷彿とさせるような…。
加えてトラックでも坂路でもラスト1Fで最速タイを記録。これはもうモノにしていると考えて良いでしょう!

残りは×
以上!

出走馬当てはめ

キーワード①〜⑥を順に当てはめると…

アルファマム×◎×◎○×
イグナイター×▲××○×
ウィルソンテソーロ×◎◎×◎◎
オメガギネス×◎◎◎◎×
ガイアフォース○▲◎◎◎⭐︎
カラテ×△◎◎××
キングズソード×◎◎◎◎×
シャンパンカラー×○◎◎◎×
スピーディキック××◎◎××
セキフウ×△×◎◎×
タガノビューティー×◎×◎◎×
ドゥラエレーデ◎○◎◎◎×
ドンフランキー×××◎××
ペプチドナイル×◎◎◎◎×
ミックファイア××◎×××
レッドルゼル×◎◎×◎×

キーワード①は芝馬以外関係ない。
キーワード⑥は加点要素であり、原点要素ではない。

とすると、満点クリアは
ウィルソンテソーロ(3/4 +調教加点)
オメガギネス(4/4)
ガイアフォース(5/5 +調教加点)
キングズソード(4/4)
ドゥラエレーデ(5/5)
ペプチドナイル(4/4)

以上6頭!!!

※昨年もローテの要素が当てはまらず満点を逃したレッドルゼルに調教加点をしたことで拾えているので今年もウィルソンテソーロ復活当選です。

最終選考

今回のレース、
ポイントは前が残るか差しが届くか。

過去5年で逃げた馬が馬券になったのは
2022のテイエムサウスダン
2019のインティ
です。ラップを見てみます。

2022 重
前日1勝クラス稍重1:38.6
ヒヤシンスS 重 1:35.3
12.2-11.0-11.3-12.3-12.4-11.6-11.2-11.8
12.2-23.2-34.5-46.8-59.2-1.10.8-1.22.0-1.33.8
①4-3-1
②1-1-2
③2-2-3

2019 良 
前日500万以下良1:39.6
ヒヤシンスS 良 1:38.6
12.4-11.5-11.9-12.2-12.2-11.6-11.4-12.4
12.4-23.9-35.8-48.0-1.00.2-1.11.8-1.23.2-1.35.6
①1-1-1
②6-6-2
③6-6-3

逃げ残りには59秒以上で1000mを通過し、
ハイラップを刻んで上がり3Fを駆け上がるのが条件。

では昨年は?

2023 良 
前日1勝クラス稍重1:37.7
ヒヤシンスS 良 1:37.2
12.3-10.9-11.4-12.0-12.5-12.1-12.0-12.4
12.3-23.2-34.6-46.6-59.1-1.11.2-1.23.2-1.35.6
①4-4-1
②14-14-2
③16-16-3

59秒かかっているのに真逆の展開。
後方の二頭が来ている。

コーナーを確認。
2023


2022

2019

この通り。
コーナーを回るタイミングでスローで逃げた馬が捕まっていない状態、これが逃げ残りの展開。

逃げ馬が強いか、逆に残らない判断で放っておかれるかして逃げの展開の中捕まえられないと前が残る。

これを頭に入れて展開予想

今回は内枠に先行したい馬が固まっていて、
イグナイター、ドゥラエレーデが前を狙う。

外からはドンフランキーが前に行きたい。
おそらく外から仕掛けたら逃げの手に出る。
ドゥラエレーデは逃げるよりも番手で進めたいので、ドンフランキーにマークする形で外から付けてその内にイグナイター。

オメガギネスはドゥラエレーデを外から被せるとかかりそうなので後ろから追いかけるのが良いかな。

外からもう一頭来たいのがキングズソード。
前走位置を取り損ねているのでここは強気に前に行きたい。ドゥラエレーデを頭で制して、オメガギネスをお尻で閉じ込める位置が理想。
ペースが緩んだら先頭を捕まえに行くくらいの騎乗をする度胸があれば上位に食い込める。

キングズソードの行く手を阻むのがペプチドナイル。この子も前走の反省は後ろ過ぎた。
なので今回は前目を狙う。前走は外からオメガギネスに絞められてぶつけられてだったので位置が逆転してる今回はいい。外からドゥラエレーデを締めたい。

ウィルソン、レッドルゼル、タガノは終いを活かしたいので後方。

ガイアフォースは砂をあまり被らない位置で進めようとすると、出たなりで自然と中段外くらいにポジ取ると思う。

ここまででこんなもん。

15   1   3     2        10    16
   4  5      6           13    
    9       12     7  8    
       11              14

ポイントは、
・15がどこまで先頭で進むか
・7の選択肢は外差しのみ
・4,5の折り合い
・過去の勝ち馬は馬券内の馬の中でコーナー位置が1番

ってところでコーナーの動きを考える。
※15は距離不安もあるので中間スロー1分前後を仮定

15がペースメーカーとしてスローを選ぶなら前が残りそうだけど、そうなるとドゥラエレーデか9,11が早めに仕掛けそうだから4,9に位置有利がある。

つまり今回は4コーナーが団子になる逃げ残れない展開となる。

そこからは上がり勝負
4はどこまで先頭に入れるか。早い上がりで決め手はないから良くて2着。
ドゥラ上がり持ちタイム(37.5)

9,11そして間か外から狙ってるオメガギネス。この三頭の上がり持ちタイムが早い順に
キングズソード(36.3-37.9)
ペプチドナイル(36.9)
オメガギネス(35.2-37.1)

理論的には3頭抜け出して、この順。
キングズソードが1馬身ほど差をつけて勝利です。

が、

師のコメントからしてキングズソードはスローからの自力勝負に向いていない。
実際脚を使ったように見えるJBCは上がり37.9。流して残す方が得意と見る。

一方、スローな団子展開で上がり36.9を使っているのがペプチドナイル。あの抜け出し方とハピを差し返してる根性と素質はとても評価してます。

底が見えないのがオメガギネスです。
不安は道中掛かるんじゃないかってとこだったんですが、外からせりかけた時に掛かるようなので今回は大丈夫そう。ルメールだし。
となると前走勝ってるオメガが優勢。

オメガ>ペプチ>キング

ここでチャンスがあるのが、
内粘るドゥラエレーデと後方から差してくる馬。

後方なら位置的に
ウィリアムバローズ、ガイアフォース、セキフウあたりだがキーワードでセキフウを消して候補は2頭。

ドゥラエレーデは先頭で加速しながらコーナーインしない限り決め手がないので勝ちきりは辛い。

あとの2頭がわからない。

ウィリアムは強いけど今回後方から届くか???
良くて2,3着かなぁぁぁぁという感じ。

ガイアフォースは、、、
いけると思う!!!✨✨

今までは大トビで直線で広いところを見つけないと加速しきれないところがあったが、
今回はダート仕様の調教を積んだということで若干ピッチ気味に細かい加速ができるようになっている。

位置を詰めて、抜け出し加速ができる…!(盲信)

ガイアフォース>ウィルソン=ドゥラエレーデ

これがキングズとペプチドの間って感じ。
印はその通りに、

◎オメガギネス
○ペプチドナイル
▲ガイアフォース
△ドゥラエレーデ
△ウィルソンテソーロ
注キングズソード

以上。
当たれ〜。

付録

順序づけ→上手くいかず

ウィリアムバローズとオメガギネスは東海Sでクビ差0.2秒の接戦。
そこに出走していたペプチドナイルは6着と大差で敗れる。
しかし、そのウィリアムバローズとペプチドナイルはみやこSでクビ差0.1秒に迫っている。

ペプチドナイルはベテルギウスSでハピに0.1秒勝っているのでオーサムリザルトくらい強い。

ペプチドナイルはマリーンSでセキフウに0.6秒勝っているが、エルムSで2.2秒負けている。

ペプチドナイルは横浜Sでウシュバテソーロに4馬身負けている。

ウィルソンテソーロは武蔵野Sでタガノビューティーが届かなかったドライスタウトに1.75馬身勝っていて、前走東京大賞典ではウシュバに0.5馬身に迫っている。

ウィルソンテソーロは、東京大賞典で首差、チャンピオンズカップでも首差でドゥラエレーデに勝っている。

ドゥラエレーデはチャンピオンズカップでテーオーケインズを差し返し、首差で勝利したが、キングズソードはそのケインズにJBCクラシックで4馬身差で圧勝している。しかし東京大賞典ではドゥラエレーデに0.75馬身負けている。
ミックファイアはそこからさらに10馬身負けている。

キングズソードは三宮Sでメイクアリープにハナ差で勝利しており、ペプチドナイルはそのメイクアリープに0.75馬身負けている。ウィリアムバローズがメイクアリープに同じくらい負けているのでオメガギネスもそこら辺かもしれない。

ちなみにこの時キングズソードに4.5馬身ほど負けているメイショウフンジンは、白山大賞典でウィルソンテソーロに0.5馬身と迫っている。

わからん。

ラップ比較

過去5年のラップ
2023 良 
前日1勝クラス稍重1:37.7
ヒヤシンスS 良 1:37.2
12.3-10.9-11.4-12.0-12.5-12.1-12.0-12.4
12.3-23.2-34.6-46.6-59.1-1.11.2-1.23.2-1.35.6
①4-4-1
②14-14-2
③16-16-3

2022 重
前日1勝クラス稍重1:38.6
ヒヤシンスS 重 1:35.3
12.2-11.0-11.3-12.3-12.4-11.6-11.2-11.8
12.2-23.2-34.5-46.8-59.2-1.10.8-1.22.0-1.33.8
①4-3-1
②1-1-2
③2-2-3

2021 良 
前日1勝クラス良1:37.6
ヒヤシンスS 良 1:36.8
12.5-10.8-11.4-11.8-12.0-11.9-11.9-12.1
12.5-23.3-34.7-46.5-58.5-1.10.4-1.22.3-1.34.4
①3-3-1
②10-9-2
③7-4-3

2020 良 
前日2勝クラス良1:36.9
ヒヤシンスS 良 1:37.7
12.5-10.9-11.2-11.8-12.3-12.2-11.9-12.4
12.5-23.4-34.6-46.4-58.7-1:12.2-1.22.8-1:35.2
①8-8-1
②9-9-2
③12-13-3

2019 良 
前日500万以下良1:39.6
ヒヤシンスS 良 1:38.6
12.4-11.5-11.9-12.2-12.2-11.6-11.4-12.4
12.4-23.9-35.8-48.0-1.00.2-1.11.8-1.23.2-1.35.6
①1-1-1
②6-6-2
③6-6-3

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