20240307_燃えカス

燃えるものが自分の中に見つからない。貫き通したいものも忘れた。あるのは後ろめたさと怒りと悲しみと怠惰。
これが望んだことなのか。

最近、『夜と霧』という本を読んだ。アウシュビッツ強制収容所からの生存者が綴った本。人間の適応力と生きて帰ることへの執念を読み手に理解させてくる。本当に追い詰められた時、生き残ることに賭ける人間と早々死に急ぐ人間に分かれるのではないか、と勝手に推測する。
とてもじゃないが私はそんなに粘れない。着いた時点でガス室送りか、反抗して射殺されるか、それか高圧電流の鉄柵の世話になるのだろう。

漏電。アースが無い場合、電気は空気より抵抗の小さい人間へ流れる。これを利用できるのではないかと考えたが、アースを除くにはどうすれば良いかまだ調べもしていない。
そう、いつも想像だけ。そりゃつまらねぇわな。

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