ラマレラ村@インドネシア
インドネシアの友人に勧められて訪問したラマレラ村。そこには豊かな文化と格式高い伝統が残っていました。
行き方
成田〜バリ
ガルーダインドネシア航空で、約8時間。往復航空券の費用は13万円。
バリ〜クパン〜Lewoleba
ラマレラ村の最寄り空港はLewoleba空港。(国内便は約1~1.5万円/便)
バリからLewolebaへの直行便はなく、クパン経由。
飛行機はWings airかLion air。以下のサイトから予約。
クパン〜Lewolebaは毎日就航していないため要チェック。
もし就航していない日で急いでラマレラに行く場合はクパン〜Larantuka便を推奨。(LarantukaからLewolebaまでフェリーがある。フェリーは毎日就航。高速便を使えば90分。150kルピア/片道)
Lewoleba空港からラマレラ村まではタクシー(車かバイク)
バイクであれば150kが相場。タクシーバイクの予約はなく、フェリー降りてその場で価格交渉。
*実はクパンからWulandoni村(ラマレラのそば)までフェリーもある(8時間)
時期
5月〜6月がおすすめ
鯨が最も現れやすい時期
逆に11月〜12月の雨季は避けた方が良い。マラリアが発症しやすい。
昨今の気候変動で雨季がずれてきているので最新情報を要チェック。
誰におすすめ?
家族旅行やカップルには正直おすすめしない。
ホテルなどの施設はない。ホームステイという住民宅に泊まる形。
シャワーのお湯はなく、雨水をバケツで掬って入浴するイメージ。
逆に旅慣れたバックパッカーには最高。
何がある?
捕鯨文化
捕鯨のシーズンが始まる時の儀式(5/1)終わる時の儀式(10/31)、出港前の祈り、鯨が地元民のタンパク質源、市場における売り物として農産物と交換
キリスト教の文化
ミサの歌声には数百年前にドイツ人宣教師が当島に布教したことに想いを馳せられる。
物々交換市
毎週土曜日に隣村のWulandoniで開催。午前10時開始。
驚いたこと
親密な共同体
家は業者に発注せず、近隣住民と一緒に建設
1Kの建物であれば、部材費20万円、協力者への謝礼10万円の30万円で家が建つ。
根強く残る階級社会
地主、船の所有者、船頭、舵取り、雑用係など家柄によって役職が分かれる。鯨捕獲の際には最も良い部位が地主に献上される。
多様性の尊重
キリスト教とイスラム教が共存する。ラマレラ村はキリスト教で隣村はイスラム教。女性はヒジャブを着用している。他方寛容性が高く、異宗教同士での結婚も可能。(妻が改宗)
ラマレラ村とは
Lembata島にある村(島には144の村)
人口1,000人
学校は高校まで、大学から島外
漁業の主要海産物は鯨・イルカ・マンタ
村の最年長は84歳
子供達の長期休暇は7月と12月(通常は日曜日休み、土曜日の夜はMalam mingguと言って家族や友人とゆっくりする慣習)