駅チカ新聞: 「「絶対にあり得ない」内閣府が公表した生活満足度「過去最高」に集まる怒りと疑いのまなざし「詐欺的」指摘まで」 <- 大本のデータを見たらからくりが分かりました
今回は「「絶対にあり得ない」内閣府が公表した生活満足度「過去最高」に集まる怒りと疑いのまなざし「詐欺的」指摘まで」について見ていきましょう。
さすがに、駅チカ新聞取材班も驚きなのですが、からくりが分かりました...
SmartFLASH: 12 Aug,2024
「「絶対にあり得ない」内閣府が公表した生活満足度「過去最高」に集まる怒りと疑いのまなざし「詐欺的」指摘まで」
「8月9日に、内閣府は「満足度・生活の質に関する調査報告書 2024」」
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「共同通信が《生活満足度が過去最高 3年連続上昇 内閣府調査》の見出しで報じると、調査結果と実態との乖離ぶりに、インターネット上では怒りの声が続出している」
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「2024年2月に約1万人を対象にインターネットでおこなわれ、現在の生活に、どの程度満足しているかを0~10点で自己評価する形だった。「総合的な生活満足度」の全体平均が、前年比0.1ポイント上昇の「5.89」と、過去最高」
というこで、皆さんどう思いますか? 普通の感覚では、給与が上がっていないのに、物価ばかり上がり、生活がくるしくなっているのに、今回の調査では
「総合的な生活満足度」の全体平均が、前年比0.1ポイント上昇の「5.89」...過去最高」
と思いますか?
で、オリジナルのデータを見てみました。
大本は内閣府のこれです: ↓
summary24.pdf (cao.go.jp)
ということで、データは間違っていないのですが、おそらくデータのとり方が偏っていると思われます。
取り方を見てみると、そこらへんの庶民ではなく
「約10,000人へのインターネット調査(うち約5,500人は前回調査からの継続サンプルであるパネル調査)」
なのです。
ということは、忙しい低賃金労働、リストラされそうなパソコンの使えない低賃金中年層やインターネットの使い方のわからない貧困老人などは入っていません。
満足度が高くでるのも当たり前です、そもそもデータから貧困層は排除されているのですから...
こんな偏ったデータで、我が政党は偉大で国民の「総合的な生活満足度」は最高である、ということは「私は最高の総理である」とかいうのですからおかしな政策が出てくるのも当たり前です。
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