自分が公式大会CLやカードフェスタにボランティアスタッフとして参加するようになった理由
長文です。
はじめましての方、どうもこんにちは。こんばんは。名越ローソンと申します。
自分がポケモンカードに触れたのは『ポケットモンスターカードゲーム第1弾』です。それから休止したり再開したりを繰り返していましたが、2021年にポケカ公認のオーガナイザー、2023年にジャッジを取得し、宮城県仙台市を中心にポケカの自主大会、こども向けの無料ポケカ縁日、児童養護施設、児童生活支援施設、デイサービス等の施設に伺ってポケカ講習会をしています。
仙台TCGめざめるパワーという団体名で活動していますが、仕事ではないのでお金などは発生していません。
めざパの大会のイメージは、自分が昔参加したポケカ旧裏時代(ファーストデザイン)の楽しかった公式大会の記憶を参考にしています。イマクニ?さんやサメジーさんが大活躍していた時代ですね。あと記憶にあるのはPCL。あの時は今思えば公式が来た人を楽しませることに試行錯誤していたような気がします。
めざめるパワーのイベントはこどもたちを楽しませる事が自分たちの楽しみでもある、同じ志の仲間たちと活動しています。
本題に入ります。
団体として一番多くイベントを開催しているのが、ブックオフ泉古内店さんです。
自分たちがブックオフ泉古内で公認イベントを開催するようになってから、約一年ほぼ欠かさずに、ずっと来てくれていたお父さんと兄弟が居ました。
イベント中にお兄ちゃんの方が私とバトルをしたかったようです。ですが、私はイベント中のMCや縁日でお店やスタッフとのやり取りが忙しく、そういった声に対応できていませんでした。
たまたま時間が空き『名越ローソンとバトルしたい人〜』と呼びかけをしたら、20人くらいのこどもたちが手を上げてくれました。
全員とはバトルできないので『じゃんけん』で誰がバトルするか決めました。
すると、『バトルしたい!』と、声をかけてくれたお兄ちゃんが勝ち残り、バトルすることになりました。
バトル後にお兄ちゃんがお父さんのところに行き、『楽しかった!』『強かった!』と言っているのが聞こえてました。
イベント後に、お父さんが、"X"で、バトル出来て息子が喜んでいた!という旨のポストをしていたので、『またバトルしようね!と伝えてください。』とリプしました。
それから数日後、お父さんからそのお兄ちゃんが倒れ、緊急手術をしたとのポストを見かけました。
私は気が動転しながらも、お父さんにDMさせていただきました。
お父さんとのDMとのやり取りでわかったことが、
最後にバトルしたのが私で、それが強く記憶に残っていたようで、手術が成功したあとに、私とバトルした日を起点として、記憶を辿るのに役に立ち、
意識がはっきりとしてからの会話で最初に『名越さん』という言葉が出てきたということでした。
その後お父さんから、『息子のポケモンカード人生において、名越さんは凄く影響力のある方です。息子のことを気にかけてくださりありがとうございました。名越さんが息子のポケモンカードの師匠で良かったです。』といただきました。
自分はそれを聞いた時に『記憶に残ることの大切さ』を強く感じました。
数年前まで人との関わり合いが気薄で、パチンコに夢中になり、なんでもなかった自分が、これに気づくなんて思いもしませんでした。
こどもたちが喜ぶようにイベントを組んだり、協賛を募り、それに応えてくれる優しい方がいて、ポケカ縁日や大会景品でカードなどをプレゼントしたりで、こどもたちの笑顔が見れて良かった!と自分なりに満足しきっていました。
ポケカイベントでやりたいことの天井は見えていたつもりでしたが、そんなことはなかったです。
自分自身がレベルアップして、こどもたちの記憶に更に残ることがとても大切だと考えました。
そのレベルアップのために、公式のカードフェスタへスタッフとして参加しました。
他のオーガナイザーさんとやり方を見たり聞いたり、公式がやっている見せ方を学ぶことが出来ました。
学んだことは少しづつイベントに取り入れています。
めざめるパワーのイベントは、オポネント制のしっかりしたポケカバトルイベントや、有名人が来てバトルするような感じではないですが、めざパならではの唯一無二で、こどもたちが楽しめるイベントを目指してやっていきます。
改めて我々に協力してくださる皆様に心より感謝を申し上げます。
これからも宜しくお願い致します。
ひとつひとつ意味のある活動になるように頑張ります。
長文読んでいただきありがとうございます。ポケカでポケカ以外の学びがあるとは思いませんでした。
今回の件はお父さんから了解を得て書きました。
最後に、お父さんからの言葉を載せさせていただきます。
『名越さんのイベントを通して、ポケモンカードが好きになり、家でも兄弟で対戦して、お友達を家に連れてきて対戦したり、他校のお友達もできたり、入院中の暇つぶしでもポケモンカードをしてたり、そのおかげで家族の交流も増えましたし、いいことだらけです。
だからこそ自信を持ってポケモンカードを広めて頂きたいと思ってます。そのために必要であれば、自由に話して頂いて構いません。』
ありがたい言葉です。
本当に最後に。
これまで関わってくれた方、これからも関わってくれる方に本当に感謝します。
これからもポケカオーガナイザーとはなにか、そして枠にとらわれないように、自分の中で考えて、仲間と協力しながら、頑張ります!