君はギフト
娘が14歳になった。
もう私より背丈が大きくなった。
私のInstagramには、娘の作品も載せている。
まだ小学生低学年のころ、編み物をさせたら、そつなくこなし、タティングレースも出来た。
まさか、娘は天才かもしれない?!と、刺繍を薦めて、
アレコレ指導をしたら、ヘソを曲げて全くやらなくなった。
そんな時、手芸屋さんのミシン教室へ娘がひとりで参加し、カットソーを作ってきた。
私は、上手!上手!と、褒めた。
いろいろツッコみたい箇所はあったが、
とにかく褒めまくった。
それから、ミシンを使って、バッグやスカート等を作るようになった。
私はもう何も指摘をせず、たくさん褒めた。
どんどん上手になっていく!
小4のハローウィンに、スターウォーズのジェダイのローブを作り、担任の男の先生を喜ばしたり、
小6の夏に、浴衣を作って夏祭りに行ったりもした。
もう完璧、私より上手だ!
作ることが楽しくて、夢中でミシンに向かう姿は殺気!さえ感じることもある。
とても話しかけられないほどに(^o^;)
それほど、手仕事を好きになってくれて、嬉しい。
娘と、手芸屋さんに行って、あれこれ布や糸を買い揃えるのはとっても楽しい。
ある生徒さんが、
「うちの息子は、私にとって神様からのギフトなんです!」と、おっしゃっていた。
ギフト?
素敵な言葉‥
うちの娘も、私にとってのギフトだな〜
娘がいなかったら、こんなに楽しく手芸、手仕事と向き合えていなかったと思う。
編み物教室で、もっと生徒さんに厳しく指導していたかもしれない。
私の教室は、きちんと編む事より、
楽しく編む事の方が大切だからだ。
生徒さんの良いところを、見つけて、
きちんとお伝えすることが、私の仕事であり、
褒めることに繋がる。
私のギフトは、今日も頑張って学校に行き、
家でたらふく食べ、いろんな話をしてくれる。
ありがとう。
私も頑張る!あなたに褒めてもらえるように。