Long Way Up
ちょうどSiloのシーズン2を見終わったタイミングでApple TVの画面にこれが出てきた時、最初は見る気がしなかったけど、ふとメインノートにしているROAD TRIP(トラベラーズノート)のことが頭によぎって見始めたら止まらなくなってしまった。
正直なところ2020年に公開されていたこの作品を2025年になって知ったということにすごく後悔している。さらに後悔を付け加えればこの作品はLONG WAYシリーズの3作目(3旅目)でLONG WAY ROUND(2004)、LONG WAY DOWN(2007)という興味ある前作があったということ。
そもそもモーターサイクルに無縁なライフスタイルとはいえ、20年もの間、このシリーズ作品を全く知らなかったことは、大袈裟だけど自分の人生の中で大きな損失だったとすら思えるほど刺激的なドキュメンタリーだった。
"LIFE IS AN ADVENTURE TAKE THE LONG WAY "
TRAVELとかJOURNEYでなくADVENTUREってところがいいよなと思ったり。
EWAN MCGREGORとCHARLEY BOORMANの2人がまたかっこいい(特にEWANはオビ=ワンよりも遥かにかっこいい)
この2人に限らずLONG WAYチーム自体がかっこいいんだよね。いい仕事をする人たちなんだろうと思う。だからこそEWANもCHARLEYもいい冒険が出来るんだろうね。
環境保護や社会問題にもしっかり触れられていたことも大きな学びになった。数年前のドキュメンタリーだから現在どうなっているかは調べていないけれど、たとえばUNICEFがどのような活動をしているのか知れる一端にもなった(個人的には広告で見たり、駅前で怪しげに声かけられるよりも遥かにUNICEFの活動の一端を知ることができた)
BelstaffのジャケットやTシャツもかっこいいなと思って見ていたけど、流石にもう取り扱ってなかったので、The Way Upの公式サイトのショップを覗いてみた。
2025の春夏はLONG WAYのTシャツを着たいと思っていて、もう少し暖かくなってきたら購入するつもりだけど、公式ショップとはいえ初めて買うショップなのでSticker Set(セールで25%オフだった)とKey Ring、Pinsを。
InternationalはROYAL MAIL(英国)〜日本郵便。トラッキングもスムーズで到着まで1週間かからずだったので次回も安心して購入出来そう。
Stickerは貼る用と眺める用に2セット購入したので早速ROAD TRIPに。
ROAD TRIPのチャームはDeus Ex Machinaで買ったモーターサイクルのキーリングを付けているのでLONG WAYものと合わせて超自己満足。
とりあえずは雑多に詰め込んで(挟んで)いるので太り気味でノートとは呼べない感じかな・・・でも好きなもの詰め込むのは楽しい。
後追いでThe Way Roundを見始めたところで、その後にThe Way Downも見るつもりでいるけど、最新作のThe Way Homeの配信も間もなくのようなので2025年は自分の中ではLong Wayシリーズが結構大きなウェイト占めそうな予感。
Long Way Upでは「これからは電動だー!」みたいな感じだったけど、新作では私物のモト・グッツィとBMWのヴィンテージに乗っているようで、彼らがメンテナンスする姿も見れそうで楽しみ!
Ewanが今年54、Charleyが今年59なんだ。彼らも作品の中では「歳だ!」って何回か言っていた気がするけど、まあ加齢も時間と一緒で格差無く平等に与えられているものだしね。人生楽しむのって年齢じゃないなって改めて思わせてくれる。
作品に対しての解釈は人それぞれだと思う。
Long Way Upを見ていて、僕は心が解放される感じがした。自分には絶対出来ないけど、やりたかったような冒険を「俺もやりたかった、羨ましい」とか「俺にも金と暇があったら」とか、そんな気分にさせずに見させてくれた。映像見るだけでも相当大変なロケだったろうなと想像出来るけど、それを大きく超えて彼らが本当に楽しんで冒険しているのが伝わってきたから。
本当に知るのが遅すぎた後悔はあるけど、知ることが出来てとても良かった。
Travelerもいいけど、Adventurerでありたいなと思う。
僕にとってのTravelers's NoteはAdventurer's Note的な使い方の方がフィットしそう。
そんなことも思わせてくれた作品だった。