アイドルを撮りたい〜特典会の撮影技術論(55)アイドル撮影テクニックガイド
特典会の撮影技術論とは
アイドルによっては特典会で写真を撮ることができる。
暗い地下のライブハウス
狭い特典会場選べないシチュエーション
写メ券1枚1シャッター
そんな制限された状況でも、推しの究極の一枚を撮るべく撮影技術を模索する。特典会の撮影技術論を構築しよう!
推しが輝く瞬間が撮れる! アイドル撮影テクニックガイド
という本を購入した。
主にライブ撮影の記事が中心でさほど興味は無かったが、アイドルの撮影ということで買ってみた。
読んでみると特典会について「特典会で役に立つポートレート術」として2ページほど書かれていた。これは!と思い熟読。
しかし、書かれてはいたが、書いた人はおよそ特典会に行ったことが無い人だと思われ、特典会でやるには現実的ではないテクニックが多かった。
記事内の写真ではアシスタントがレフ板を持ってくれているが、特典会にはレフ板を持ってくれるアシスタントもいなければ、大きなレフ板を使えるほどスペースも無い。
バウンスで光を回せと書いてるけど、ライトバウンスをしたくても白壁、白天井は珍しく、あったとしてもライブハウスなので天井が高くてバウンス効果が低い場所が多い。
と地下アイドルの特典会では使えそうにないテクニックが紹介されているが、中にはなるほどと納得できる文言もあった。
レフ板のテクニックに書かれていた、特典会は暗いのでレフ板で光を集めて顔を照らす。
というのは、やってみる価値がありそうだ。
ただ記事の写真ではトップライトの光をレフ板で反射させていた。特典会場でトップライトがあるとは限らないのが問題だ。
レフ板
私が普段使っているレフ板が直径約80cmほどの大きさ。
これだと特典会場では大き過ぎるし、片手でのオペレーションは難しい。
そこでレフ板を新しく購入。
約30cmの小さなレフ板だ。これで特典会に臨んでみる。
ゑんらのアジト
7/29にネット番組ゑんらのアジトの公開収録があった。その終わりで特典会があった。そこでレフ板を試してみた。
場所は大塚ドリームシアター。以前行ったことがある。
トップライトが無い🥲
照明は客席側からステージを照らしている。
撮影用のライトなのでステージは明るい。
撮ってみる
トップライトが無いので客席側に立ってもらい逆光で撮ってみる。
まずは普通にフラッシュを使って撮ってみた。構成はMG-Xとディフュージョンドームの組み合わせ。
レフ板を使ってみる。
次はレフ板を使っての撮影。銀面を使う。
まずはズミクロン50mm
ズミクロンは古いレンズで逆光耐性が弱く、逆光だと真っ白になる。正直この上体ではピント合ってるのか合ってないのかよく分からず、ピント合わせに手間取ってしまう。
その上レフ板を操作して顔に光を当てるとなければならない。MFとレフ板のワンオペは相当修行を積まないと厳しそうだ。
今回はピント合わせに集中し過ぎてレフ板が疎かになってしまった。
次はTAMRONのレンズ。当然AFつき。
感度を上げたからかもしれないが、かなり明るく撮れた。ばっちりレフ板の光が顔に当たっている。
そして、なにより目のキャッチが大きく入っているのが素晴らしい。
結論
アイドル撮影テクニックガイドに載っていたレフ板を使っての撮影は有効そうだ。
ただ場所を選ぶ。
今回は撮影用のライトで光量が多かったが、薄暗い地下のライブハウスだとどうなるか分からない。
とはいえ、これからはバッグに小型レフ板は入れておこうと思う。
おまけ
同じ日のみさみさ。MG-X&ディフュージョンドーム。
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