アイドルを撮りたい〜特典会の撮影技術論(20)神田明神ホール2
神田明神ホールでの対バンライブがあった。
フラッシュの構成
特典会は神田明神ホールのロビー。
神田明神ホールのロビーは明るく神田明神のイルミネーションが見えるので、環境光を活かすためにフラッシュの範囲を狭めたい。
となるとgrid flashの出番だ。
いつもフラッシュはシューで固定しているのだが、外れやすくシュー自体の耐久性も弱い。
その点、ディフュージョンドームのマウントは本体を挟むことで安定感があって良い。
しかし、このマウント、ディフュージョンドームのシリーズしか取り付けられないのが難点だ。grid flashは構造上取り付けられない。
それならばディフュージョンドームのマウントのようにフラッシュ本体を挟み込んで固定すればいい。
そこで今回はフラッシュの固定方法をクランプで固定することにした。
これによってシューへの負担が減り、安定感が増した。
その代わり本体が締め付けられて本体のカバーが痛みそうだ。
またAir10sでフラッシュの照射角ができるので200mmに設定してみた。
フラッシュ焚き忘れたお陰で、ベースの明るさが大体分かると思う。その上でフラッシュあり。
ベースの露出を明るめにしているので、ホールの照明の上にフラッシュの光が乗っている状態だ。
そのお陰か場所が良かったのか神田明神のイルミネーションが綺麗に入れられた。
場所のせいで神田明神のイルミネーションが映らない。
そこで横構図にしてみた。
これで神田明神のイルミネーションを入れこめた。
さてここでフラッシュの照射角200mmだ。
オンカメラのフラッシュはほぼ画の中央を照らす。
上の画だとおへそあたりを中心に明るくなっている。しかし照射角が狭いため顔まで光が届いていない。
なのでバランスを取るため上部を明るく補正しなければならない。
ヨリの画なら照射角を狭めるのは有効だが、引きの画は照射角を適正にした方が良い。
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