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SexyZoneよ、早く次の国民的アイドルに即位してくれ。

去年、人生初めてファンクラブに入った。
15年以上追いかけ続けているゆずでも、国民的スーパースターになった嵐でもない。
SexyZoneだ。
(そのあとすぐゆずの輪にも入ったので許してください)

あんまり他人にそんな話をするタイプではないが、
伝えた5人中5人に「え、今、SexyZoneですか?」と言われた。
そう、今、SexyZoneが熱い。

私は「嵐のファンであることをやめてしまった話」というnoteを書いた。
https://note.com/nkya_3dvtr/n/n26d910f5d2e6

2020年の4月時点では「嵐の次の時代」にはピンときてなかったし、
SexyZoneにそこまでの可能性も感じていなかった。
だけど、帰ってきたのだ。松島聡が。

コロナ禍で失われたものが多かったあの年に、大人になった松島聡が強い目をして帰ってきた。
なぜ翌日に街に祝砲が鳴らなかったのかはわからないが、間違いなく私の中では大きな衝撃だった。

嵐は「和を以て貴しと為す」を体現するグループだ。
5×〇の右側の数字がいくら変わっても左の「5」は不変。
子供の頃はさておき、大人になった嵐の5人はいつも綺麗な五角形を描いていた。

でもSexyZoneはちょっと違う。
何がどう違うのか、まだ歴史の途中すぎて見当つかないけど、多分大人になっても綺麗な五角形にはならない気がする。
今の時代の理想とされる「自分らしく生きること」と、それを追求する道中で生じる摩擦や成長痛をリアルタイムで見せてくれている。
崇高な見た目と、等身大の生き様のギャップが魅力だ。

糸の切れたからくり人形。柵を飛び越えた麒麟。
最近のSexyZoneはなんだかそんな感じがする。

これが漫画だったら今頃新国立競技場で10周年ライブをやっているんだろうけど、
そうもいかないので、応援したくなってしまうのだ。
私はきっと次世代の「国民的スター」の躍進を見る時「あの時の嵐の方が凄かったよ」と言ってしまうババアになる。
だけど私たちと同じように嵐を見ながら生きてきたSexyZoneは「そんなの当たり前じゃん」と許してくれるアイドルだと思う

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