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元旦、我が家にて。

お正月はうちに家族が集まって、ご飯を食べる。
テーブルを出して、御神酒を頂いて、おせちを食べる。いわゆるお正月感を踏襲しつつ実に我が家らしい感じで、新年のご挨拶会が開催される。

何となくついてるテレビは、ニューイヤー駅伝。ちなみに箱根駅伝は見ると、考えられないくらいら涙がでるので、すこししんどくて近年見ていない。

先日、中学時代の友人と会った事、駅伝を見た事、母親の残像がはっきり浮かぶお正月の集まりがあった事、そして、それらが導いてくるのは、僕の人生にはっきりと価値観の変化をくれた、陸上部の顧問の先生の事。そんな事に思いを巡らせる昼下がり。

49歳な気がする。先生がなくなったのは。中学生当時10個くらい上の先生だったから、そうやと思う。
最後の最後まで病院を抜け出して車椅子で陸上部の指導をしに行っていた話とか特に象徴的で。
先生らしくて、まさに、生き様がある。

僕は母が死んでから、少し死に対する距離が近づいた気もしているし、そこがあるからこそ、より、はっきりと自分のしたい事をやれるようにもなったのは間違いない。
覚悟はできているというマインドが少なからずあった。

でも、もっと。もっとやんなきゃ。
まだまだ生き様と呼ぶには程遠く、死に様というにはまだまだ足りない。

今年で47になる。
幸せはすでにあるけれど、先生がよく書かれていた、完全燃焼にはまだ遠い。

生き方も勝負も捨てない。

完全燃焼。
完全、燃焼。

2024.1.1 14:20






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