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母親になると一人のときより孤独になる

母親になる=毎日一緒にいる存在ができる=孤独感が減る

子どものために頑張れるし

母強し

思いきや

一人の時以上に孤独感に襲われることがある

一人の時は自分の機嫌を自分で取ればいいだけだった
自分の好きに囲まれればそれでよかった
予定がなければ好きなだけ寝ていても問題なかった
⇄自分の前に子どもの機嫌を取らないといけない(余裕なくても)
 出かける場所も家の中のモノも子ども中心に選ぶことになる
 起きる時間も寝る時間も子ども軸に合わせないといけない

ストレス解消法もいくらでもあるし、いつでもできる
⇄隙間にその場でやれること、時間帯も限られる
=スマホで(YouTube、net shopping・・・)になりがち
=疲労感余計溜まる

やりたいことも大体はやりたい時にできる 
⇄子どもいない時にやりたいことの場合、すぐにできることは限られる
 すぐにできないって特に「待てない」ADHD人にとって超ストレスフル
 基本、夜の予定は入れにくい(夜しか遊びたくないのに)
 会える人も遊べる人も限られる(大体ママ同士になってく)
 計画必須(場面好きの気分屋には退屈でもありハード)
 なのに、タイミング合わせるの激ムズ

住む場所も働く時間も基本自由、好きに選べるし
自分のタイミングで動ける(気軽で気楽)
⇄保育園の関係、子どもの成長も加味して基本朝型のリズムで動かないといけない(夜型人間にとって地獄)
引越しとなるとモノは多いは子どものこと考えないといけないわ(色々重)

一人の時=当然「孤独」 だけど 「=自由である」

それが大きかった

自由と孤独はセットであるべきで

自由じゃない孤独はきつい

パートナーがいて、そのパートナーがいい話し相手、相談相手であり
癒され安心でき協力できる
そういう人なら別かもしれないけれど

母親って、基本孤独だと思う

ストーリーに挙げてしまうのもきっと、子育てが孤独だから

別に我が子の成長や可愛さをよそに見せびらかす必要なんてないんだけど

なんせ孤独だから共有したくなってしまう

誰が見てるとかはどうでもよくて

もちろん成長記録にもなるし

それがどう映るかは別として

ただただ、孤独だから

足並みそろえて並走しているようだけど、ごくなだらかな斜傾をくだっていく私とその傾斜を軽足でかけあがるもくれんがすれ違うその一瞬のスローモーションの中にある永遠。そういう時間の記録です。

ケンカじょうとういつでもそばに(おわりに)


「一瞬のスローモーションの中にある永遠。そういう時間の記録」

親たちは残したいのかもしれない

それを整理しておくための一つのツールとして、インスタは便利なもの

ただそれだけ

子自慢でも親バカでもなんでもない

いや、親バカだっていい

子どもを邪険に扱う親よりはるかにいい

親バカ上等、子煩悩最高

そうだとしても

子どもと二人きりほどの孤独感はない

それは一人の時に勝る孤独で

お願いだから同じ空間にいるだけでいいからもう一人でも二人でも

大人がいてほしいってこと

もう一つ

母親=女として強くなる、パワーアップする、深み増す?

一方で

以前の自分と比べて

女としての魅力がなくなったんじゃないかと錯覚すること

必要以上に自信がなくなる

一人でいることがしんどく感じたり

買い物とかも一人だとソワソワしたりして

人の目が気になりすぎる

学生の時は平気で夜中に一人でおじさんたちに紛れて

松屋とか日高屋とか食べにいけてた自分が懐かしい
(恐ろしいような羨ましいような)

そう

強くなったようで、弱くなっている自分もいる

子どものおもちゃとか服とか

以前みたいに思い出の品を容赦なく燃やしていた自分が信じられないくらい

捨てられない自分もいる

子どもとの絆・・・

大事なものができるって

強くなる一方で、弱くなることでもあるのかもしれない

だから

母親になる=毎日一緒にいる存在ができる=孤独感が減る
子どものために頑張れるし
母強し

冒頭

は半分事実、もう半分は嘘

な気がする

子どもは親を強くもし、弱くもする


娘がもう少し大きくなって

まともに会話するようになったら

また変わってくるかもしれない

このまとわりついて鬱陶しい温もりが恋しくなる日が

いつかは絶対に来るのだから

この本にうつっているのは私の娘であり、親友であり、恋人であり、ときおり神さま、そしていつかのいつかの私自身だったりもする、もくれんという人です。

ケンカじょうとういつでもそばに(おわりに)

娘=紛れもなく娘であり、親友であり、パートナーであり、妹であり、いつかの自分でもあり、全くの別人でもあり、ときに神さまであり

単純なようで複雑でカオスで力強く、愛くるしい
ずっと一緒にいるようでいつかは巣立っていく存在が

私にさまざまの変化と気づきをくれ

私を時に弱く、一人だった時以上に孤独にする

それが苦しくともきつくとも切なくとも

親ゆえの貴重な感情、今だけの感情なのだと

味わい尽くして

そして

いつか懐かしみたい









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