見出し画像

ジェットコースター苦手克服記③「サンダードルフィン」

終わりの始まり


その日は大学の2限が休講になり、たまたま暇になってしまった。その時、頭によぎった
「これはサンダードルフィンに乗りに行けるのでは」
思いついたものの自分1人だと確実にビビっていかないと感じ、逃げれないようにするために絶叫が大丈夫そうな友達を誘い後楽園へ、駅を出て少し歩きサンダードルフィンとご対面…
今まで見たどのジェットコースターよりもデカくて、しかも速かった、特にファーストドロップからの登りのとこがスーパー速い
流石に帰りたくなったが、もう友達を誘ってしまってからでは1人で乗らすのは申し訳ない、ってな事で3階の乗り場へ、
と、乗り場に行く時に超ビビっている俺に友達から名言が
「ジェットコースターは乗る前にめっちゃビビって怖いからこそ楽しい、逆に怖くなかったら楽しくない」
そうか、確かに今まで怖がってきたけどそれはそれで全部思い出になってたし、なんだかんだで楽しかった。
怖くないジェットコースターなんて大した思い出にもならないし、あんま楽しくないんだと思い込ませました笑
流石にこれだけでは恐怖心は和らがなかったが少し勇気が出てきましたw

ライド!

ということでプラットフォームへ、乗る前にきちんと金属探知機でポケットの中の物を確認されるところに今までのジェットコースターとの格の違いを感じた。
荷物をロッカーに入れ、着座(6列目)。
あれだけ落差あるくせに腰までのバーで肩などは固定されなかった。しかもバー以外に体を抑えるのは頼りないほっそい金属製の棒だけ、不安が増幅する。(絶叫好きの人にとってはこれでもしっかりしてる方らしい)
謎のコールに入る、とりあえず怖さを紛らわすために、スタッフの人と一緒に手を鳴らしてた。
ふと遥か上に伸びるレールを見た時、
「本当にここ登るのか!?しかも向こう側もっと傾斜急だし」と思ったが無情にもコースターは発進(この時の絶望感やばかった)。
かなり早い速度で上まで上がっていく、逆に自分はゆっくり上げられる方が登ってる途中に怖くなっちゃって嫌
そし頂上へ
めっちゃ高い。
後ろの車両が上り切ってないからゆっくり傾いてく。
そして落下開始、
落下はほぼ垂直!
まだ落ちるって落ちてる最中に思考できる位には長かったw

そして上に上がりキャメルバックからのセカンドドロップへ、セカンドドロップも外から見た時はヤバそうとか思ったけど、ファーストドロップを超えられたからそこまで怖くなかった。
浮遊感をかなり感じて怖いと思う所は
・ファーストドロップ
・セカンドドロップ(穴通る所)
この2つはほぼ垂直落下だ。
あとは2回程落下があるがそれは浮遊感は感じない。
爽快感の方が大きい。
その後は爽快感と恐怖に打ち勝ちサンダードルフィンに乗れた達成感で興奮しまくってた。もう終わっちゃうのって感じはしたけど停止。
やっぱジェットコースターって乗る前が1番怖い、乗ったらなんとかなるよねw。

感想

ビックサンダー、バニッシュと慣らしてから行ったら
意外と行けたというか楽しかったし、また乗りたいと思った(金欠大学生すぎて1回しか乗れんかったけど)。
けど初めてのジェットコースターがこれだと見た目のインパクト的にもめっちゃ怖い体験になりそう。
これはジェットコースター苦手な人でも
最初のドロップが特にやばいけどそれ以外は意外と大人しいし(何回か落ちるけど浮遊感はあんまりない)、
何よりライド時間が短いからなんとか乗れる気もする。
まあ楽しいかは置いといて。

後個人的には右側の席の方が建物にぶつかりそうでスリルあって楽しいですw
なんかもうサンダードルフィンまあまあ楽しんで乗れちゃったからあんまり苦手な人に対しての説得力ないですね笑
けど1回これ乗れちゃったら結構自信つくと思います。

おわりに

記事見てくれてありがとうございました!
とりあえずサンダードルフィンはなんとかいけたので次は富士急ハイランドを目指して頑張って行きたいと思います!(お金ないんでバイトもがんばります)




いいなと思ったら応援しよう!