まだマスクをしている人に対して思うこと
5月8日に5類になり、もうすぐ2ヵ月が経とうとしている。
先月時点ではあまりマスクを外している人は少なかったけど、
最近は暑さや「マスクもういいよね」という空気が発生しつつあり、
外では大半の人間がマスクを外すようになった。
電車内でも若者中心にマスク我慢大会から徐々に脱落しつつある。
私もマスクを外して生活しているので、
マスクだらけの異常な社会から日常に戻ってきてとても嬉しく感じる。
でもサラリーマンとおばさんのマスク率が異様に高い。
気温30度を上回る日にも、ただでさえ暑いスーツを着て汗だくのマスクをしている姿は滑稽としか思えない。
おばさんは顔を見せたくないんだろうなと理解できるのだけど、
マスクをしていたら息苦しいし、表情筋を使うことが減って筋肉が衰えて
目元や口元が垂れ下がってほうれい線も酷くなる。
正直美容面においては何も良いことがないし、そんな数々のデメリットを上回るほど顔を隠したいなんて病んでいるな、としか思えない。
一番腹が立つのが、電車に乗る前にマスクをするサラリーマンである。
この人たちは、混雑時でも飲食店ではマスクを外してペラペラとおしゃべりをするのに、
同調圧力に負けているのか、「電車でのマスクはマナーで常識でしょ」とでも思っているのか、電車が来る前にカバンからいそいそと「社会的体裁の証」を取り出して顔面を覆う。愚か者にもほどがある。
この3年間、人と距離を空ける、人と話す時はマスクするなど、数々の馬鹿げたお上の指針があったが、彼らは「全ての感染対策は飲食時には無効」ということに気づけなかったのか、それともただ惰性でマスクしているのか何なのかわからないけど、あの老人ホームのような国会でさえマスクなしで運営しているのに、何も感じることはないんだろうか?
寿命前後の老人でもほとんど死ぬことのない、最早風邪と変わらないコロナのために社員にマスクを強制させている企業など、うちの経営者はバカですよ、と表明していることと何ら変わりないと思う。
この夏も半分以上のサラリーマンはマスクをしているんだろうけど、
こんなに情けない人たちが社会を動かしていることが残念でならない。