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「アンクルトリス」の生みの親、柳原良平アートミュージアムへ行きました

2頭身で電気ポットみたいな顔をしているのに、なぜか可愛いサントリートリスのマスコットキャラ、アンクルトリスを生み出した柳原さんの他の作品を実物で見てみたいと思い、横浜市の桜木町駅から徒歩5分程度にある柳原良平さんのアートミュージアムに行ってきた。

柳原良平アートミュージアムは横浜みなと博物館内に併設されており、
500円の入館券を購入して入場した。


オレンジ色の可愛い入館券。小さいトリおじがまた可愛い。

館内は一部の体験施設を除いて撮影禁止だったので写真はほとんど撮れなったけど、開国するまで小さな漁村だった「横浜村」が、国際都市として成長するまでの過程や、埋め立て地の歴史を解説するプロジェクションマッピングや乗船の感覚を味わえるVRシアター、来航した船舶の大型模型を展示していて男性客をメインになかなか賑わっていた。

もしかしてアートミュージアム目当てで来ている人はほとんどいないのでは……?と思っていたけど、予想通り大半のお客さんはアートミュージアムを素通りするか、よくてサーッと流し見する程度で(ちょっと悲しかった)、1時間超も柳原さんの間近で見る繊細な切り絵や、細かく描きこまれた船の絵をほぼ独占状態で観覧することができた。

柳原さんの作品は、アンクルトリスや、ベストセラーの絵本「かおかおどんなかお」などのデフォルメの効いた切り絵が主流なのかと思っていたけど、
水彩や油彩など、リアルな船舶の緻密で繊細な絵もたくさん描かれいて、
本当に美しい絵が多くて感動した。
また柳原さんは多くの本の装丁にも関わっていて、
担当した書籍や愛用の私物や画材なども展示されていた。
撮影禁止だった上に私以外誰もいなかったので、3周ぐらいしてしっかり目に焼き付けておきました。

拾い物の画像ですが新田丸を描いた作品。画力高すぎる。
単純な線なのに、大型船の迫力が伝わってくる

最後にミュージアムショップで図録と眼鏡拭きとクリアファイルを購入してぶらぶら横浜一帯を散策して帰りました。

図録とクリアファイルと眼鏡拭き。船長おじさん可愛すぎ。

館内でも紹介されていた、柳原さんがサントリー在籍時に同じ広報部の作家の開高健、山口瞳と制作したアンクルトリスのCMの動画を観たけど、公開から65年経った今見てもオシャレでかっこいい!
トリスおじさんかわいいよね!よく知らないけど子供の時に絵本見たことはある!と思う方はぜひ柳原良平アートミュージアムへ行ってみてください!!


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